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超ビッグマン!身長220cm超えのバスケットボール選手一挙紹介

2016 12/16 20:07
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Photo by Bangkokhappiness / Shutterstock.com

高さが大きな武器となるバスケットボールには驚くほどの長身選手が多く存在する。日本国内Bリーグの平均身長もなんと190cmを超え、NBAに至ってはなんと平均身長が2mを超えるという驚愕の数字だ。 そんなバスケットボール選手の中でも殊更大きい身長220cmを超える超ビッグマンを紹介する。

NBA歴代最高身長231cm ジョージ・ミュアサン

ルーマニア出身のジョージ・ミュアサン選手。本来の発音はゲオルゲ・ムレシャンなのだがNBAでは英語での発音であるジョージ・ミュアサンとしてプレーしていた。
ジョージ・ミュアサン選手は大型選手らしからずシュートが上手い。1996-1997シーズンにはNBAトップのシュート成功率をマークするなど柔らかいシュートを得意とする起用な選手だった。背番号は77番。その番号は身長が7フィート7インチである事に由来している。
また彼の両親は共に170cm台と平均的な身長。家族の中で大きいのは彼だけとのことだ。

ユニークなキャラクターで人気の巨人231cm マヌート・ボル

1980年台から1990年台に活躍したアフリカ南スーダン出身の元NBA選手。ジョージ・ミュアサン選手と同じ、身長231cmだが、少しだけジョージ・ミュアサン選手の方が大きく、NBAでは歴代2位と記録されている。
最大の武器はブロック。1試合のブロック数はNBA歴代2位。ブロック数2000以上で4000ポイント以下の選手としてはNBAの歴史上唯一、ブロック数がポイント数を上回るという鉄壁のブロックを誇っていた。
またマヌート・ボル選手の隠れた武器は、通常身長があまり高くない選手が得意としている3ポイントシュート。独特のフォームから繰り広げられる3ポイントシュートはファンに愛された。
またNBA史上最も小さい身長160cmのマグシー・ボーグス選手とチームメイトになった際には大きな話題となった。

236cm史上最大のバスケットボール選手 孫明明

バスケットボール選手として史上最高身長を記録しているのは中国出身の孫明明(そん めいめい)選手。現在Bリーグに所属する三遠ネオフェニックスの前進、bjリーグの浜松・東三河フェニックスでプレー。加入当時には、生存する人物で世界で3番目に背の高い人物として大きな話題となっている。
最大の武器は305cmのバスケットゴールに対して背伸びしただけのダンクシュートや、ゴールとほぼおなじ高さから放たれるフックシュート。
走力やスタミナに問題を抱えていたのでNBAでのプレーはなかったが、その高さはアメリカでも人気を集め、ハリウッド映画にも出演した。

日本人歴代最高身長の230cm 岡山恭崇

1979年から1990年まで日本リーグでプレーした岡山恭崇(おかやま やすたか)選手は、日本人バスケットボール選手として歴代最高身長となる230cm。2016年現在存命中の日本人としては最長身でもある。
そしてなによりも驚きなのは、バスケットボールを始めたのは大学生からなのだ。元々は柔道選手だったが、大学に進学すると監督に進められバスケットボール部に入部。卒業後に住友金属工業の籠球団に入部すると1年目から日本リーグのリバウンド王となり、3年目の1981年にはNBAのドラフトで指名。当時はNBAに加入するとオリンピックに出場できなくなることからNBAに加入することはなかったが、2016年現在では史上唯一のNBAドラフト指名された日本人だ。

歩く万里の長城229cm 姚明

近年のNBAで高身長の選手として最も成功した選手といえるのは中国出身の姚明(ヤオ ミン)選手だろう。
2002年のNBAドラフト全体1位でヒューストン・ロケッツに指名された姚明選手は、ルーキーシーズンからオールスターゲームにファン投票で選出されるなどアメリカで人気が爆発。 3年目のシーズンにはそのシーズンに加入したトレイシー・マグレディ選手と共にチームを引っ張り、勝率6割を超える強さを見せた。
アメリカで特に人気を集めたのは豪快なブロックと上海シェイクと呼ばれたゴール下のムーブ。
またビッグマンでありながらもフリースローも上手くキャリア通算で8割を超える成功率を誇っている。 その高身長は生まれつきで、10歳の頃には180cm、13歳で2mを超えたのだそうだ。

まとめ

大きな選手による豪快なプレーが大きな魅力の1つでもあるバスケットボール。 バスケットボール選手の中でも一際身長が高く、その高さを活かして活躍してきた5選手を紹介した。 ビッグマン達の豪快なプレーに熱狂しよう。