パワーフォワードに適したバッシュとは
パワーフォワードは、主にゴール下での守備が求められるポジションだ。相手のシュートをブロックしたり、リバウンドを取ったりなど。激しいプレーも多く、跳躍力や相手に当たり負けない体格、そして何よりも強い気持ちが非常に重要になってくる。
パワーフォワード向けのシューズは、やはりジャンプが多いポジションなので、ソールが広く、着地が安定するものが向いている。また、足首のケガが多いので、フィット感も大事になるだろう。
ちなみに、昔はパワーフォワードはハイカットのシューズが主流だったが、今では戦術が多様化したため、ローカットのやミドルカットのシューズを履いている選手も多い。自分のプレースタイルに合わせて選ぼう。
GELシリーズ屈指の安定感 Asics GELTRIFOECE
まず紹介するのがAsicsの「GELTRIFORCE(ゲルトライフォース)」だ。GELシリーズにはいくつかの種類があるのだが、こちらはその中でも抜群の安定性が売りのシューズとなっている。
ソールが広く、高いクッション性を持っているため、着地した時にぐらつくことなく、しっかりと地面を掴むことができる。また、ほどよい固さを持っているため、足首の保護もバッチリだ。ケガの心配をせずにプレーするには最適のシューズだろう。
少し重い(約450g)のでスピード感のあるプレーには向いていないが、パワーフォワードに必要な要素はすべて詰まっている。このポジションは初めてという人におすすめだ。
ジャンプに特化したGELシリーズAsics GELSCLUTCH
続いてもAsicsのGELシリーズから「GELSCLUTCH(ゲルスクラッチ)」を紹介する。こちらも安定感が売りのシューズですが、それ以上にジャンププレーに強みを発揮するのが特徴だ。
反発性とグリップ性に優れ、足の力を一切無駄にせずに、高いジャンプ力を引き出してくれる。もちろん、クッション性にも優れていて、着地した時の安定感も素晴らしい。フィット感・ホールド感もあり、足首のサポートもバッチリだ。どれだけタフなプレーでもしっかりと支えてくれるシューズだ。
ジャンプを極めた人のためのシューズ NIKE NIKED EG03
名前の通り「NIKED EG」シリーズの3作目。3作目といっても徐々に改良を重ねていっているというわけではなく、01・02・03でそれぞれ別のコンセプトを持っているシューズだ。
「NIKED EG01」は陸上のスパイクのように地面を蹴る力が特徴的。ソールが独特の形をしており、加速力は抜群。ドリブルが得意な選手にぴったりのシューズだ。
「NIKED EG02」では、つま先からかかとにかけての傾斜に一工夫があり、体重移動が非常にスムーズに。ぐらつきを抑え、安定感のあるシュートを打つことができる。
このように01はドリブル、02はシュートといったバスケの主要なプレーに注目して作られたが、03はジャンプに力を入れている。ソールにプレートを付け加えることで、ジャンプする際の反発力が大幅にアップ。軽い力でも高く飛ぶことができる。
さらに、衝撃吸収力の高い素材を使用しており、着地時のケガ対策もバッチリ。その能力は「GELSCRATCH」に匹敵する。両方ともハイレベルなパフォーマンスを持っているので、あとはデザインやフィット感などで自分に合う方を選ぶとよいだろう。
言わずと知れた名バッシュ NIKE AIR JORDAN
最後に紹介するのは「AIR JORDAN」だ。ご存知の通り、マイケル・ジョーダンのシグネチャーシューズだ。ジョーダンはポジション自体はシューティングガードだったが、ディフェンスにも定評があり、守備時のジョーダンの方が厄介だったと言われるほど。
そのため、「AIR JORDAN」もコート下でのプレーに十分対応可能に作られている。特に定評があるのはフィット感だ。最新の「AIR JORDAN」は、もはや本当に靴を履いているのかというくらいに、足へのフィット力が素晴らしい。
他にもクッション性・軽量性にも優れており、どんなポジションでも高いパフォーマンスを発揮することができる。「スラムダンク」の主人公・桜木花道も、パワーガードのポジションながら「AIR JORDAN」を着用していたし、デザインにも優れたかっこいいシューズだ。やはりバスケ好きなら1足は持っておきたいシューズといえる。
まとめ
パワーフォワードは特にケガにつながりやすいプレーも多いので、バッシュはしっかりと選んでほしい。
それに、自分にぴったりのバッシュが見つかれば、きっとバスケがもっと楽しくなるはずだ。