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【リオオリンピック】女子バスケ日本代表の活躍まとめ

2016 10/3 15:52
オリンピック
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Photo by Krovickiy/ Shutterstock.com

リオオリンピックで20年ぶりに決勝リーグへ出場した女子バスケットボール。
格上相手に一歩も引かず、果敢と立ち向かう姿に感動した方も多いのではないでしょうか。
本記事では歴代最強とうたわれた女子バスケ日本代表の活躍をまとめていきます。

12年ぶりのオリンピック出場

日本女子バスケは2004年のアテネオリンピック以来オリンピックの出場を逃してきました。2008年の北京オリンピックでは日本バスケットボール協会の内紛に巻き込まれてしまいます。これは世界バスケットボール連盟から日本国内に存在するNBLリーグとbjリーグという2つのリーグを統合しないと代表チームの国際試合を認めないという通達があったのにも関わらず期限までに答えを出せず、出場資格を失いかけたというものです。
結果として特別措置として予選に出場することができましたが、予選を突破することはできませんでした。 2012年のロンドンオリンピックでは各上相手に善戦しますが出場権を得ることができませんでした。 今回は若返りを図ったメンバー招集となり、見事アジア選手権を連覇、3大会ぶりの挑戦権を与えられました。

女子代表の世界ランキングは?

国際バスケットボール連盟の発表によると、現在のバスケットボール女子日本代表の世界ランキングは16位です。決して低くないランキングではあるものの、上位と呼ぶには危なっかしいレベルとなっています。
サッカーでも同じようなことがありますが、ランキングが低いからと言って、ランキング上位のチームと戦ったときに、絶対に勝つことができないということはありません。試合展開次第では、勝ち上がることも難しくないと期待が寄せられていました。

注目された選手は?

バスケットボール女子代表の愛称は「アカツキファイブ」です。関係者の間では、これまでの女子バスケットボール代表の中でも稀にみる最強チームなのではないかと話題になっていました。
特に、今回のチームの重要な選手と目されているのが、センターの渡嘉敷来夢(とかしき・らむ)選手です。彼女はアメリカ系のクォーターです。190センチを超える高身長であり、日本女子バスケにおいて初めてダンクシュートをすることができる選手として話題になりました。世界的にはダンクを決めることができるような高身長の女子選手も多く、身長差に苦しんでいた日本にも、一筋の光が差し込みました。
身長が高いということは、ダンクだけではなく、シュートチャンスの増加、カット率の向上など、さまざまなメリットがあります。ですので、渡嘉敷選手はリオオリンピックのキーパーソンだったといっても過言ではないでしょう。

格上を破って予選突破!

予選グループで戦うことになった、オーストラリア、フランス、ブラジル、ベラルーシ、トルコは、すべて日本代表よりも格上のランキングでした。
しかし、実際にふたを開けてみると、ランキング2位のオーストラリア、10位のトルコには負けてしまったものの、同じく10位のベラルーシ、7位のブラジル、そして4位のフランスに勝利を収めて、見事決勝トーナメントに進出することができました!
格上を打倒して勝ち進んでいくさまは、まさに圧巻というものでしたね。

絶対王者、アメリカと対戦

決勝リーグに進出した日本代表ですが、準々決勝で絶対王者であるアメリカに64対110で敗北してしまいました。 しかし男子バスケに比べ、一強といえるほど絶対的な強さを誇るアメリカに対して第2Qでは2点差まで詰めるなど日本らしさを最大に生かしたプレーで観客をドキドキさせてくれました。
日本の最大の特徴は身長という高さがないかわりにスピードを生かした攻守の切り替えの速さです。 選手全員がよく走り目まぐるしく展開は観ている人を楽しくさせること間違いなしです。 ぜひ東京オリンピックでのメダル獲得に期待しましょう。

まとめ

さて、今回はオリンピックのバスケットボール女子代表についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
簡単ではない道のりではありますが、メダル獲得も夢ではない最強のチームをぜひチェックしてみてくださいね。

以上「【リオオリンピック】女子バスケ日本代表の活躍まとめ」でした。