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コロナウイルスによる無観客試合で逸失収入が最も多いプロ野球球団は?【新型コロナウイルス特集】

2020 2/27 18:00SPAIA編集部
イメージ画像ⒸLois GoBe/Shutterstock.com
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オープン戦計72試合、客単価2000円と3000円で算出

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、プロ野球のオープン戦は無観客試合として行われることになった。2月29日から3月15日まで予定されていたオープン戦は計72試合。キャンプでの仕上がり具合を確認する選手や首脳陣への影響は最小限で済みそうだが、貴重な収入源を失う球団側のダメージは決して小さくない。

オープン戦とはいえ、開幕を待ちきれないファンは多く、毎年多くの観客動員がある。今回はJリーグがNPBに先んじて公式戦の延期を決め、安倍首相が大規模イベントの中止や延期を要請したこともあってNPBも苦渋の決断となったが、チケットやグッズ販売など見込んでいた収入がなくなるだけに、各球団としては痛手だろう。

では、実際にどれくらいの収入が泡となるのだろうか。昨春の同時期に行われたオープン戦の観客動員数から1試合平均を割り出し、無観客試合となった各球団の主催試合数から見込み動員数を算出。チケット収入だけでなく、グッズ販売や飲食店売上などは球団によって事情が異なるため大まかな数値ではあるが、客単価を2000円と3000円の2パターンに分けて試算してみた。

ソフトバンクの逸失収入は8億円超える

12球団で最も逸失収入が大きいのはソフトバンク。客単価2000円でも5億5500万円、3000円なら8億円を超える。人気球団だけに1試合平均3万人以上が訪れることと、無観客となった主催試合が12球団で2番目に多い9試合であることも響いた。

パ・リーグではオリックスの逸失収入がソフトバンクに次いで多い。オリックスは12球団最多の10試合が無観客試合となっただけに、仕方ないとはいえ内心複雑だろう。

パ・リーグの無観客試合による逸失収入


セ・リーグでは巨人が客単価2000円で3億5200万円、3000円なら5億円を超える。昨年は1試合平均35,000人以上を動員しているにもかかわらず、自らの利益よりも感染拡大防止を優先して最初に無観客試合を決めたことは英断と言える。

次いで中日は客単価3000円なら約5億円、DeNAは約3億円となっている。生観戦を望むファンはもちろんだが、各球団も事態の収束と公式戦は無事に開催できることを願っているに違いない。

セ・リーグの無観客試合による逸失収入


新型コロナウイルス感染拡大による影響【記事まとめページ】

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