本塁打数が大幅に増えたロッテ
年連続のBクラスに終わったロッテだが、昨季は攻撃面で大きな変化が見られた。本拠地・ZOZOマリンにホームランラグーンを設置した影響もあって本塁打数が大幅に増え、球団歴代6位の158本塁打を記録。
3また、2ケタ本塁打を記録した打者が前年の1人から7人まで増加するなど、打線全体の破壊力が増した。オフにはキャリアハイの15本塁打を放った鈴木大が退団したが、新加入の福田秀や3年目の安田らが穴を埋める活躍を見せられるか注目される。
年連続のBクラスに終わったロッテだが、昨季は攻撃面で大きな変化が見られた。本拠地・ZOZOマリンにホームランラグーンを設置した影響もあって本塁打数が大幅に増え、球団歴代6位の158本塁打を記録。
3また、2ケタ本塁打を記録した打者が前年の1人から7人まで増加するなど、打線全体の破壊力が増した。オフにはキャリアハイの15本塁打を放った鈴木大が退団したが、新加入の福田秀や3年目の安田らが穴を埋める活躍を見せられるか注目される。
一方の投手陣は、先発陣の柱として期待された石川、ボルシンガーらが開幕から不振。シーズンを通して先発のやりくりに苦心した中、目を引いたのは若手の台頭だ。
二木は春先からローテーションを支え、チーム最多の投球回を記録。3年目だった種市はシーズン途中からローテーションに定着し、石川に並ぶチームトップタイの8勝をマークした。オフに涌井、ボルシンガーが退団し、楽天から美馬が加入。激しいローテーション争いの中、若手の躍進に期待したい。
昨季の楽天打線は新加入の2選手が存在感を示した。
3番を務めた浅村はキャリアハイとなる33本塁打をマーク。シーズン後半戦から4番に定着したブラッシュはチームトップの95打点を挙げるなど、主砲としての役割を果たした。両者の活躍もあり、クリーンアップのOPSはリーグワーストだった昨季から一転し、リーグ2位まで上昇した。オフにはロッテから鈴木大、オリックスからロメロを獲得し、打線に厚みを増すことに成功している。