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2019年プロ野球 去り行く戦士たちvol.15広島#10岩本 貴裕

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広島・背番号10 岩本貴裕

多くの引退発表があった2019年のプロ野球。引退者の中にはチームの主力として長年に渡り貢献を続けたレジェンド達も含まれた。ファンに愛され惜しまれながらもチームを去り行く戦士たちを紹介する。

プロ2年目の2010年に7月以降だけで14本塁打をマークするなど、自慢の長打力を発揮。11年には自身初の開幕スタメンに名を連ねると、12年のシーズン中盤には4番として定着し、打線を引っ張った。

翌13年のクライマックスシリーズでは、ファーストステージ初戦で代打本塁打を放つなど、チームの勝利に貢献。しかし、近年は若手の台頭などにより、出場機会が減少し、19年オフに戦力外通告を受けて現役引退を決意した。

2010~19年NPB:代打打率ランキングⒸSPAIA


勝負強さが持ち味で、過去10年の代打打率はNPBトップの.299を記録。規定打席に到達したことはなかったものの、代打として首脳陣の期待に応えた。今季からはスコアラーに転身し、チームを陰から支える。

通算成績405試合240安打 打率.253

■プロフィール
11年目 33歳 外野手 2008年ドラフト1位 広島商高-亜大-広島

■通算成績
405試合 240安打 31本塁打 131打点 26四球 打率.253

※文章、表中の数字はすべて2019年レギュラーシーズン終了時点


企画・監修:データスタジアム

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