巨人・背番号13 森福允彦
森福允彦は入団4年目の2010年に一軍定着を果たし、ソフトバンク救援陣の一角として欠かせない存在となったのち、16年オフにFA権を行使して巨人へ移籍。しかし、新天地では本来の投球は影を潜め、移籍3年目の昨季オフ、戦力外通告を受ける。登板時に背負っていた走者を生還させた割合を示すIR%が低く、ピンチで頼りになったリリーバーがマウンドに別れを告げた。
走者を置いた場面で多く起用され、登板時に背負っていた走者を生還させた割合を示すIR%は16.2%(2010~19年)だった。11年の日本シリーズ第4戦では1点リード、6回裏無死満塁の場面で登板。無失点で切り抜ける圧巻の投球を披露した。ピンチで頼りになったリリーバーは、マウンドに別れを告げ、第二の人生へ進む。