先発投手陣の立て直しが急務なヤクルト
最下位からの浮上を目指すヤクルトにとって、先発投手陣の立て直しは急務だろう。先発防御率は4年連続でリーグワースト。昨季は12球団で唯一の5点台を記録するなど、改善の兆しが見られない。
そんな中、チームは昨秋のドラフトで目玉の1人だった高校生右腕・奥川に加え、3人の大学生投手を指名。また先発候補として新外国人のイノーア、クックを獲得するなど、投手力の強化を図った。新戦力である彼らの働きが、チーム躍進のカギを握りそうだ。
最下位からの浮上を目指すヤクルトにとって、先発投手陣の立て直しは急務だろう。先発防御率は4年連続でリーグワースト。昨季は12球団で唯一の5点台を記録するなど、改善の兆しが見られない。
そんな中、チームは昨秋のドラフトで目玉の1人だった高校生右腕・奥川に加え、3人の大学生投手を指名。また先発候補として新外国人のイノーア、クックを獲得するなど、投手力の強化を図った。新戦力である彼らの働きが、チーム躍進のカギを握りそうだ。
一方の打線は、昨季リーグ2位の得点を記録するなどヤクルトの大きな強みとなっている。今季は長年チームの主軸を務めてきたバレンティンの退団で得点力不足が懸念されるが、ここ3年はチーム本塁打が右肩上がりで増加。昨季は高卒2年目の村上が36本塁打を放つなど、以前に比べればバレンティンの不在によるダメージは少ないといえるだろう。
7年連続Bクラスに沈んだ中日。しかし得失点差を見ると、最後にAクラス入りした2012年以来となるプラスに転じるなど、内容は変わりつつある。
一番の強みとなったのは守備で、セ・リーグ歴代1位の守備率.992を記録。特にゴロをアウトにした割合はリーグ断トツの77.2%と、堅固な内野守備が光った。ほぼ変わらぬメンバーで臨む今季も、高いディフェンス力がチームの支えとなるだろう。