楽天・背番号8 今江 年晶
今年も多くの引退発表があった2019年のプロ野球。引退者の中にはチームの主力として長年に渡り貢献を続けたレジェンド達も含まれた。ファンに愛され惜しまれながらもチームを去り行く戦士たちを紹介する。
今江年晶はプロ4年目の2005年に開幕スタメンの座をつかむと、三塁手のレギュラーに定着。自身初の規定打席到達と打率3割を記録し、日本シリーズではMVPに選出された。10年にはリーグ3位の打率.331をマークし、日本シリーズでも27打数12安打の大暴れで2度目のシリーズMVPに輝いた。
その後、15年オフにFAで楽天へ移籍。18年はシーズン途中に4番を任されるなど、自身4年ぶりの規定打席到達を果たした。しかし、19年のキャンプ直前に右目の病気を発症。26試合の出場にとどまり、ユニホームを脱ぐ決断をした。

05年の日本シリーズで8打席連続安打を放ち、通算成績は42打数22安打を記録。大舞台で勝負強さを発揮し、ロッテを2度の日本一に導いた。今後は楽天の育成コーチとして指導者の道を進む。














