「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

2019年プロ野球 去り行く戦士たちvol.10楽天#8今江 年晶

2019 12/29 17:00データスタジアム
東北楽天ゴールデンイーグルスの今江敏晃ⒸYoshihiro KOIKE
このエントリーをはてなブックマークに追加

ⒸYoshihiro KOIKE

楽天・背番号8 今江 年晶

今年も多くの引退発表があった2019年のプロ野球。引退者の中にはチームの主力として長年に渡り貢献を続けたレジェンド達も含まれた。ファンに愛され惜しまれながらもチームを去り行く戦士たちを紹介する。

今江年晶はプロ4年目の2005年に開幕スタメンの座をつかむと、三塁手のレギュラーに定着。自身初の規定打席到達と打率3割を記録し、日本シリーズではMVPに選出された。10年にはリーグ3位の打率.331をマークし、日本シリーズでも27打数12安打の大暴れで2度目のシリーズMVPに輝いた。

その後、15年オフにFAで楽天へ移籍。18年はシーズン途中に4番を任されるなど、自身4年ぶりの規定打席到達を果たした。しかし、19年のキャンプ直前に右目の病気を発症。26試合の出場にとどまり、ユニホームを脱ぐ決断をした。

2歴代NPB:日本シリーズ通算打率ランキング


05年の日本シリーズで8打席連続安打を放ち、通算成績は42打数22安打を記録。大舞台で勝負強さを発揮し、ロッテを2度の日本一に導いた。今後は楽天の育成コーチとして指導者の道を進む。

通算成績1704試合1682安打726打点

■プロフィール
18年目 36歳 内野手 2001年ドラフト3巡目 PL学園高-ロッテ-楽天

■通算成績
1704試合 1682安打 108本塁打 726打点 280四球 32盗塁 打率.283

■主な獲得タイトル
ベストナイン(05年)、ゴールデングラブ賞(05~08年)

※文章、表中の数字はすべて2019年レギュラーシーズン終了時点


企画・監修:データスタジアム