1954年中日ドラゴンズ初めての優勝パレード!
1949年から中日ドラゴンズの監督に就任した天知俊一監督は、一度1952年に実績のない総監督に異動となりましたが、1954年に監督に復帰、その年に初優勝と日本一にチームを導きました。人情派監督として慕われていた天知監督は日本一が決まった時に涙が止まらず涙を拭いながらの胴上げとなりました。プロ選手の経験のない監督の球団が優勝した唯一の例だったと言われています。
優勝パレードでは名古屋市中区周辺で行われ、西鉄を完封した杉本投手を筆頭に沿道の声援に応える選手の笑顔に多くのドラゴンズファンが殺到しました。