2012年読売ジャイアンツ日本リーグ優勝
この年の読売ジャイアンツは、2回目の原辰徳監督がチームを率いる7年目のシーズンです。序盤は得点力不足に苦しみスタートダッシュに失敗しました。5月に入ると打点が調子を上げてきて首位を守っていた中日を下しセ・リーグ優勝を果たしました。クライマックスシリーズでは、中日に3連敗するものの、その後3連勝をして日本シリーズ進出しました。日本シリーズでは、一回戦を8-1と大差で勝ち、勢いのまま日本ハムを4勝2敗で破り、日本一に輝きました。
11月25日に銀座で日本シリーズ優勝パレードが行われ、3台に分乗した選手や監督を見ようと沿道に38万人もの人が訪れ大きな声援を送っていました。
2009年読売ジャイアンツ日本リーグ優勝
2009年の読売ジャイアンツは、2回目の原監督体制での4年目のシーズンでした。このシーズンの巨人は開幕ダッシュをはたし6月終了時点で首位を独走していましたが、7月に入ると失速してしまいその間に、中日が着々と勝率を重ねて7月終了時点で1.5ゲーム差まで追いついてきました。しかし、8月以降は巨人が勢いを回復させ、反面中日が失速してしまい首位を奪回し3年連続のセ・リーグ優勝を果たしました。日本シリーズに進出すると、初戦を1点差で日本ハムに勝つと勢いに乗り4勝2敗で日本一に輝きました。
11月22日に銀座で行われたパレードには小雨が降る中沿道に多くの人が訪れていました。3台のパレードカーに乗る選手に大きな拍手と声援を送っていました。
2002年読売ジャイアンツ日本リーグ優勝
2002年の読売ジャイアンツは、原辰徳監督体制1年目のシーズンです。シーズン序盤は開幕ダッシュを果たした阪神を、巨人が追いかける苦しい展開になっていましたが、6月に入ると巨人が首位を独占し、2位以下に大差をつけセ・リーグ優勝を果たしました。日本シリーズに進出すると超重量打点のすごさを見せつけ、4連勝のストレート勝ちで西武ライオンズを破り、通算20度目の日本一の栄冠を納めました。日本シリーズでの4連勝のストレート勝ちは球団初の快挙なりました。
11月4日に銀座で開かれた優勝パレードには銀座を埋め尽くすほどのファンが訪れ、パレードカーの上で手を振る選手に大きな拍手と声援を送り優勝の喜びを分かち合いました。
2000年読売ジャイアンツ日本リーグ優勝
この年の読売ジャイアンツは、2回目の長嶋茂雄監督体制の元8年目のシーズンでした。3年連続で優勝を逃した巨人は、工藤、メイ、江藤を新メンバーに加えチームの強化を図りました。シーズン序盤では混戦が予想されましたが、いち早く読売ジャイアンツが抜け出し6月以降首位を獲得し、4年ぶりのセ・リーグ制覇を果たし日本シリーズへの進出を決めました。そして、日本シリーズでは4勝2敗でダイエーを破り、日本一に輝きました。なお、この日本シリーズは巨人の黄金時代を支えた長嶋監督ジャイアンツと王監督率いるダイエーの対戦になったため「ONシリーズ」と呼ばれ注目を集めました。
11月3日に行われた東京銀座での日本シリーズ優勝パレードに36万人のファンが沿道に集まり、歓喜の渦の中大きな声援を送っていました。
1994年読売ジャイアンツ日本リーグ優勝
日本プロ野球史上初めてとなるリーグ戦での両立首位で並んだ読売ジャイアンツと中日ドラゴンズの優勝争いは、中日ドラゴンズの本拠地であるナゴヤドームで行われました。10月8日戦と呼ばれ最終戦で直接対決するという混戦模様の中、読売ジャイアンツが中日ドラゴンズを下し、セ・リーグ優勝し日本シリーズ進出を果たしました。日本シリーズでは読売ジャイアンツと西武ライオンズ対決となり、球団創立60周年を18度目の日本一で飾りました。
11月2日には読売巨人軍60周年、読売新聞社120周年を祝う合同記念パーティーが開催され、後日12月26日には巨人軍創立60周年パーティーが開催され優勝を祝いました。
まとめ
読売ジャイアンツは昔からスター選手が多く、何度も優勝を重ね絶大な人気を誇っているだけあり、パレードや祝賀会などは盛大に行われていました。
ファンの読売ジャイアンツを愛する気持ちがパレードでの応援と声援につながり、選手もファンの気持ちにこたえるように手を振るところが印象的でした。
以上「読売ジャイアンツの歓喜の優勝パレード・祝賀会の様子」でした。