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プロ野球の隠れた裏方!横浜DeNAベイスターズのスポンサーまとめ

2016 9/16 20:29
DeNA  スタジアム
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Photo by StudioOneNine/Shutterstock.com

プロ野球に限らず、プロスポーツにスポンサーは欠かせない存在だ。
株式会社DeNAが親会社であるベイスターズにとって「他のスポンサーってどこだろう」と思ったことはないだろうか?
ここではベイスターズのスポンサーを紹介する。

親会社?広告主?横浜DeNAベイスターズとスポンサーの関係

横浜DeNAベイスターズの場合、DeNAという企業はベイスターズにとって親会社にあたる。これは日本のプロ野球球団が必ず株式会社であり、その株式の過半数を有する企業がオーナー(親会社)となるというシステムだからだ。
プロ野球球団における親会社は、あらゆる球団活動において自社の名前を出せるという意味ではもちろんスポンサーだが、球団の収入と支出の管理(企業経営)も行うという意味で、親会社という位置づけになる。

もっとも効果的なスポンサーは?横浜DeNAベイスターズの場合

プロスポーツにおけるスポンサーの目的は「企業の名前を売ること」だ。プロ野球のような人気スポーツではテレビ中継やメディアへの選手の露出も非常に多いので、スポンサー企業として名前を出すことの宣伝効果は大変なものがある。プロ野球の代表的なスポンサー形態は、「ユニフォームへ名前を載せること」だ。プ
ロ野球選手は、試合中はもちろん、テレビやイベントなどにゲスト出演する際はユニフォームを着用する。そこに自社の名前があれば、膨大な数の人がそれを見ることになるため、ユニフォームのスポンサー料は高額になる。

バッターボックスに立つ選手に注目!ヘルメットのスポンサー【パロマ】

2016年現在、横浜DeNAベイスターズのヘルメットのスポンサーをつとめているのが「パロマ」だ。愛知県名古屋市に本社を置く金属製品メーカーで、ガスコンロ・湯沸かし器を主に製造している。
一時は地元名古屋のドラゴンズのスポンサーをしていたが、現在はベイスターズのヘルメットスポンサーとしてベイスターズを応援している。以前は横浜スタジアムのバックネットにも広告を出していたので、「パロマ」はベイスターズのファンにとって馴染みがある企業だろう

地元横浜の応援団!ユニフォーム袖のスポンサー【ノジマ】

バッターボックスや守備位置で構える選手の袖にも、必ずスポンサー企業が名前を出している。もしかするとテレビ画面では一番目に入る場所かもしれない。2016年現在、横浜DeNAベイスターズの袖部分のスポンサーは、地元横浜の家電量販店である「ノジマ」だ。2008年から2011年までユニフォームの左胸にスポンサー名を載せていたほど、地元企業であり、地元の大事な応援団だったノジマ。袖部分にスポンサーを変更してからもその熱意は不変である。
2016年7月からは、「ベイスターズ家電」と称し、横浜DeNAベイスターズと共同で開発した充電式省エネUSB扇風機を発売することが発表された。

小さくても存在感十分!ズボンのスポンサー【リスト】

ベイスターズの選手がはいているズボンに注目すると、ベルト近くに小さめの文字で企業名がプリントされている。ズボンなので上半身ほど目立つことはないが、打球を待ち受ける野手、盗塁を試みようと構える選手がテレビ画面に映るとき、その企業名はしっかりと見て取れ、アピールされる。
2016年現在、ベイスターズのズボン部分をスポンサーしているのが「リスト」という地元横浜の不動産会社だ。1991年創業という新しい企業である。地元の企業が下支えをしてくれていることは、地元ファンにとっても身近に感じられ、心強い。

まとめ

スポンサーはプロ野球が安定して活動を継続するのに絶対不可欠な存在だ。
選手の活躍を応援するとともに、ひいきの球団を裏から支えるスポンサー企業にも着目し、その企業を含めその地域や企業を盛り立てていくのもファンの醍醐味である。