「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

中日ドラゴンズを応援しよう!おすすめはナゴヤドーム!

2016 9/16 11:29
ナゴヤドーム
このエントリーをはてなブックマークに追加

Photo by David Lee/Shutterstock.com

皆さんは中日ドラゴンズの応援に行ったことがありますか?
昨年は多くのベテラン選手が引退したこともあり、今はかなりフレッシュな顔ぶれがズラリ。チームの雰囲気もガラッと変わっているので、すごく入りやすい雰囲気となっています。
初めての観戦なら、今が絶好のチャンスですよ!

中日ドラゴンズってどんなチーム?

まずは中日ドラゴンズがどんなチームなのかを紹介します。
このチームを簡単に表すとすれば、ずばり「堅いチーム」でしょうか。打って打って打ちまくるというよりは、1点を守り切る堅実な野球をするチームという印象を受けます。どちらかといえば玄人好みのチームかもしれません。
ですがそれは昨年までの話。冒頭で紹介した通り、昨年中日はたくさんのベテラン選手が引退しました。プロ27年目だった谷繁選手兼任監督をはじめとして、19年目の小笠原道大選手・和田一浩選手、そして30年目の山本昌選手。みんな球史に名を残す名選手たちでしたね。
そしてその結果今の中日メンバーには若い顔ぶれが多く並んでいます。もちろん守備の堅実さは今まで通り大切にしているのですが、スピード感あふれる選手、一発長打のある選手も新加入。今まで以上にバリエーションに富んだ野球を見せてくれるでしょう。

2016年の注目選手はこの人!

若手が並ぶ打線の中でも、最も注目したいのは高橋周平選手ですね。今年5年目の22歳で、長打力が持ち味の選手です。入団時から期待されていた存在であったものの、昨年まではなかなか殻を破れない状態が続いていました。しかし今年は開幕から3番に定着するとここまで3割前後の打率をキープ。さらに勝負強さも加わり、いまや打線を牽引する存在です。今後も竜の未来を担うであろうこの選手、今からチェックしてみて下さい。
そしてもう1人今年の中日を語る上で欠かせないのが、新加入のビシエド選手。キューバ出身の内野手で、メジャー通算66本塁打の実績をひっさげ中日へやってきました。オープン戦ではそれほど注目されてはいなかったのですが、シーズンに入るとまず阪神との3連戦で3戦連発を含む13打数8安打と打ちまくり、打率.615・3本塁打・6打点と驚異的な成績を残しました。これには阪神ファン、中日ファンのみならず全プロ野球ファンが度肝を抜かれましたね。それ以降も勢いがとどまることなく打ち続け、すでに史上最強助っ人との呼び声も高い選手。とにかく打球のスピードが速いので、ぜひとも球場で生で見てほしい選手です。

おすすめの球場はやっぱりナゴヤドーム

そして中日を応援するなら、やっぱりナゴヤドームに足を運びたいですね。球場での観戦というと声を出しながらワイワイと応戦する外野席、より選手の近くで観戦できる内野席があるのですが、ナゴヤドームでの観戦ならば内野席がおすすめです。今年はビシエド選手がホームランを打ちまくっているものの、やっぱり中日の魅力といえば堅実な野球です。特に守備・走塁のテクニックやスピード感はなかなかテレビで見ていても伝わりづらい部分。内野席ならより選手の近くでそういった部分を味わうことができるのでお勧めです。
試合以外だと、グッズやフードも現地観戦の魅力でしょう。ドーム内なら2階と5階に売店があり、そこでレプリカユニフォームなどの応援グッズが購入可能です。ドーム外の8番ゲート付近に「プリズマクラブ」、ドーム前イオン2階にも「ドラゴンズショップ」があるので、ぜひ入場前に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
さらにナゴヤドームはフードメニューも充実。もともと名古屋には名物がたくさんありますから、こちらにも期待できますね。特におすすめなのは味噌カツをパンにはさんだカツサンドや、うなぎをご飯と海苔で包み、ひつまぶし風のり巻きに仕上げた「ヒッツまぶし巻V」、とっても長~いボリューミーなフライドポテト「ドラゴンポテト」、2本のエビフライをシャチホコに見立てたカレーうどん「金シャチカレーうどん」などなど。どれも売り切れ多発なので、お早目の購入をお勧めします。

マスコットキャラクター「ドアラ」にも注目

そしてぜひとも見てほしいのは中日のマスコットキャラクター「ドアラ」です。マスコットキャラクターのわりによくテレビに登場することも多いので(なぜか本やDVDまで販売されたりもしている)、もしかしたら選手よりも知られているかもしれませんね。
しかしナゴヤドームでのドアラといえば、やっぱり「バク転」パフォーマンスでしょう。7回の裏の攻撃終了時、1塁の内野席前で3連続バク転+宙返りのパフォーマンスを見せてくれます。そしてこのバク転には最後の着地が成功すればチームが勝利、失敗すれば敗北というジンクスがあり、ドアラも観客もハラハラドキドキです。こういったところも、テレビではなかなか見られない現地観戦の醍醐味でしょう。

中日は2軍の応援も面白い!?

ここからはどちらかといえばコアなファン向けになるかと思うのですが、今シーズンの中日は2軍も要注目です。というのも、今季から指揮を執るのは「ガッツ」の愛称として親しまれていた小笠原道大さん。選手としても非常に愛されていた選手ですが、前述したとおり昨年で引退し、そして今年からは2軍の監督に就任となりました。
なぜ2軍が要注目なのかというと、実はまだ開幕して1か月なのにすでにウェスタンリーグで独走状態に入っていることです。2軍なので勝敗よりも選手の育成や1軍選手調整が本来の目的なのですが、それでも今年の中日2軍はとても選手たちがイキイキとしていて、すごく野球を楽しんでいるという感じがします。野球が好きならこの雰囲気も楽しめること間違いなしでしょう。
また引退後すぐに2軍の監督に就任したということは、将来の1軍監督の候補となっている可能性も高いはずです。数年後ガッツ監督と彼が手塩にかけて育てた選手たちが中日ドラゴンズを優勝に導く!なんて姿を見ることができるかもしれませんね。2軍の試合はナゴヤドームができる以前中日の本拠地であったナゴヤ球場で主に行われています。なかなか地元の人でないと通うのは厳しいかもしれませんが、1軍の試合とはまた違った面白さがあるので、ぜひとも1度足を運んでみてはいかがでしょうか。

まとめ

今年の中日ドラゴンズは要注目です。落合監督が退任して以降苦しいシーズンが続いていたのですが、今年はここ数年の中でもかなり状態がいいのではないでしょうか。
ファンとしてもすごく応援しやすいですね。球場自体もすごく魅力たっぷりなので、ぜひとも1度足を運んでみてはいかがでしょうか。

以上「2016年は中日ドラゴンズを応援しよう!おすすめはナゴヤドーム!」でした。