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96敗から2位へ躍進したヤクルトは村上、塩見ら若手の成長で飛躍を目指す

2019 1/2 15:00勝田聡
ヤクルト2018年,成績,ⒸSPAIA
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屈辱の96敗から2位へと躍進

ヤクルトは昨シーズン96敗を喫し、優勝した広島から44ゲーム差離され最下位に終わった。再起を誓った今シーズンは小川淳司監督が再登板。コーチにも宮本慎也、石井琢朗、河田雄祐らを招聘し巻き返しを期していた。戦力面ではメジャーリーグでプレーしていた青木宣親が復帰し、坂口智隆が一塁へとコンバートされ新しいシーズンを迎えたのである。

開幕してから5月下旬までは低空飛行を続けていたが、交流戦でチーム史上初となる最高勝率に輝き息を吹き返す。しかし、6月下旬から8連敗と再び低迷してしまう。チームが上昇気流に乗ったのは8月下旬からだ。クライマックスシリーズ争いが熾烈となるなかで8月26日に2位に浮上すると、一度も落ちることなくそのままゴールテープを切っている。

クライマックスシリーズでは3位・巨人の前に2連敗。広島の待つマツダスタジアムへと乗り込むことはできなかったが、昨シーズンの惨状からすると大躍進と言えるだろう。

ヤクルト2018年,成績,ⒸSPAIA

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各数字を見ると本塁打は4位ながら打率1位、得点2位と打線の繋がりで勝利をものにしてきたことがうかがえる。

本塁打は135本で。山田哲人(38本)、ウラディミール・バレンティン(34本)のふたりで53.3%となっており、その他の打者になかなか本塁打が生まれなかった。比較的狭い神宮球場を本拠地としているだけに本塁打数は増やしたいところだろう。

投手陣では近藤一樹、石山泰稚らが年間を通して踏ん張った。また、前半戦は中尾輝、後半戦は梅野雄吾の若手ふたりが終盤を支えており大きく飛躍した。

一方、先発陣はデービッド・ブキャナンが規定投球回に到達し10勝をマークしたが、その他の投手は故障もあり年間を通じて結果を残すことができなかった。

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