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引退者続出の2018年プロ野球 去り行く戦士たちvol.8 ヤクルト#21 松岡健一

ボール,ⒸShutterstock.com

ヤクルト・背番号21 松岡健一

選手の引退が次々と発表されている2018年のプロ野球。引退ラッシュの中にはチームの主力として長年に渡り貢献を続けたレジェンド達も多く含まれた。ファンに愛され惜しまれながらもチームを去り行く戦士たちを紹介する。

落差のあるフォークを操るベテランリリーバー・松岡健一。昨季は故障の影響で一軍合流が6月下旬と出遅れ、前年を下回る37試合の登板にとどまった。今季はケガの防止を徹底しつつ、長年の経験を生かしたピッチングで救援陣を支えた。

来季は二軍投手コーチとしてスタート

ルーキーイヤーの2005年に先発としてプロ初勝利を挙げると、08年からはリリーフに転向。その年に65試合の登板で防御率1.39と安定感抜群の投球を披露し、セットアッパーとしての地位を築いた。

翌年以降も落差の大きいフォークを武器に、4度の50試合以上登板を果たすなど、球団歴代5位となる491試合に登板。しかし、今季は14試合の登板にとどまり、現役引退を決意した。来季は二軍投手コーチとして後進の育成に努める。

歴代ヤクルト:通算ホールドランキング

ヤクルトひと筋14年間で築き上げた127ホールド、150ホールドポイントは、いずれも球団歴代最多だ。どんな場面でもマウンドに登り続けた右腕は、長年にわたってツバメのブルペン陣を支えた。

通算成績491試合32勝25敗

■プロフィール
14年目 36歳 投手 2004年ドラフト自由枠 東海大二高-九州東海大-ヤクルト

■通算成績
491試合 32勝 25敗 127ホールド 4セーブ 598回1/3 482奪三振 防御率3.78

企画・監修:データスタジアム

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