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引退者続出の2018年プロ野球 去り行く戦士たちvol.5 DeNA#16 加賀繁

2018 11/10 11:00データスタジアム
野球ボール,ⒸShutterstock.com
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DeNA・背番号16 加賀繁

選手の引退が次々と発表されている2018年のプロ野球。引退ラッシュの中にはチームの主力として長年に渡り貢献を続けたレジェンド達も多く含まれた。ファンに愛され惜しまれながらもチームを去り行く戦士たちを紹介する。

ストレートとスライダーのコンビネーションが魅力のサイドハンド。昨季は苦手だった左打者相手に被打率.125をマーク。起用の幅を広げ、前年を上回る33試合に登板していた。

バレンティンキラー

ルーキーイヤーの2010年は先発ローテーションに定着し、規定投球回に到達。2年目以降は主にリリーフを任され、12年には61試合の登板で26ホールドを記録するなど、ブルペンに欠かせない存在となった。その後もサイドスローから投じるスライダーを武器に、対右打者のスペシャリストとして活躍。しかし、9試合の登板に終わった15年以降は、故障の影響もあり成績が振るわず。18年の引退試合では自身4年ぶりの先発登板を果たすと、中日・平田良介を空振り三振に仕留め、有終の美を飾った。

2012~18年:対Sバレンティン被打率

加賀は引退会見の席で、プロ生活の思い出としてヤクルト・バレンティンとの対戦を挙げた。12年の初顔合わせから17年途中まで20打数ノーヒットに封じるなど、通算被打率.125を記録。強打の助っ人を手玉に取る「バレンティンキラー」として、ファンの記憶に残る投球を見せた。

通算成績279試合12勝22敗

■プロフィール
9年目 33歳 投手 2009年ドラフト2位 埼玉平成高-上武大-住友金属鹿島-横浜-DeNA

■通算成績
279試合 12勝 22敗 72ホールド 393回 290奪三振 防御率4.03

企画・監修:データスタジアム