オリックス・背番号31 小谷野栄一
選手の引退が次々と発表されている2018年のプロ野球。引退ラッシュの中にはチームの主力として長年に渡り貢献を続けたレジェンド達も多く含まれた。ファンに愛され惜しまれながらもチームを去り行く戦士たちを紹介する。
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選手の引退が次々と発表されている2018年のプロ野球。引退ラッシュの中にはチームの主力として長年に渡り貢献を続けたレジェンド達も多く含まれた。ファンに愛され惜しまれながらもチームを去り行く戦士たちを紹介する。
一軍に定着したのはプロ5年目の2007年。攻守で躍動し、日本ハムのリーグ連覇に貢献した。翌年以降も中心選手として活躍を続け、09年は初の個人タイトルとなるゴールデングラブ賞に選出。10年には4番の座を託されて打点王に輝くなど、充実のシーズンを送った。
その後、14年オフにFA権を行使してオリックスへ移籍。随所に存在感を示したが、度重なる故障の影響もあり、18年限りでの現役引退を表明した。19年は楽天の一軍打撃コーチとして、第2の野球人生をスタートさせる。
「つなぎの4番」とも評された10年は、確実に走者をかえす打撃で球団歴代4位の109打点を記録。得点圏打率.350とチャンスにめっぽう強く、ファンの期待に幾度も応えてみせた。
■プロフィール
16年目 38歳 内野手 2002年ドラフト5巡目 創価高-創価大-日本ハム-オリックス
■通算成績
1394試合 1260安打 71本塁打 566打点 287四球 125犠打 打率.264
■主な獲得タイトル
最多打点(2010年)、ベストナイン(10年)、ゴールデングラブ賞(09・10・12年)
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