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もし東北楽天ゴールデンイーグルスが優勝したら、こんないい事がある?

2016 9/2 12:22
楽天 優勝
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初優勝時のセールは楽天市場のポイントが最大82倍?

球団創設9年目にして日本一を遂げた楽天イーグルスは、オーナーの会社「楽天」を中心に盛大なセールを開催。

リーグ優勝した際に行われた楽天市場の「74時間限定のタイムセール」では、当時監督だった星野仙一の背番号にちなんで77%OFFになる商品が一部販売され、会員がサービスを利用するとポイントが最大77倍にまでなるというサービスも行われた。

日本一になった際には、ペナントレースの勝利数にちなんでポイントが最大82倍になり、セールはさらに盛り上がりを見せた。

杜の都での優勝パレードに21万人が詰めかけた

11月24日に開催された初めての日本一を記念した優勝パレードは、仙台商工会議所をスタートし、五ツ橋までの約1.5kmのコース。本拠地である仙台市の中心街で行われ、当日は21万人ものファンが祝福した。

1億5400万円もの開催費用は一時、個人の寄付金が伸び悩み開催危機の報道も出た。実行委員会は地元企業や自治体の協力を得て協賛金集めに奔走し、報道を知った市民やファンから相次いで寄付が寄せられた。その甲斐もあり無事にパレードは行われ、最終的に3400万円の余りが出た。

初優勝までの苦難の歴史

日本一という輝かしい成績を残した楽天だが、プロ野球に参入した2005年はシーズン97敗、首位から51.5ゲーム差と記録的大敗を重ねた。

ドラフトの指名選手以外は、他球団から移籍してきた選手で構成。当時のエースだった岩隈久志(現シアトル・マリナーズ)など一部を除き、1軍でもベンチ要員やファーム暮らしが長い選手ばかりだった。

しかし、田尾安志監督の後を継いだ野村克也監督のID野球により徐々に再建。中日で長く活躍したベテラン・山﨑武司が本塁打王と打点王を獲得するなどし、「再生工場」が本領を発揮した。

東日本大震災を乗り越えての初優勝

2011年、上昇気流に乗ったかのように見えた楽天だったが、プロ野球の開幕直前の3月11日に東日本大震災が発生。地震と津波が東北地方を中心に多大な被害を与えた。

この年、野村監督の後を受けて指揮にあたった星野仙一監督は、チームを引き連れて被災地への慰問を重ね地元を励まし、クライマックスシリーズへの進出争いも見せた。

そして2012年は勝率5割、2013年は82勝59敗3分で初のリーグ優勝。暗い東北に希望をもたらした。

優勝の立役者は田中選手、今後は話題の新人に注目

2013年の優勝を支えたのは、シーズン24勝0敗1Sの日本新記録を打ち立てた田中将大(現・ニューヨークヤンキース)なのは言うまでもないが、他にも長距離打者を中心に3人のメジャーリーガーを補強し、松井稼頭央や嶋基宏などのベテラン勢とも噛み合わせた。しかし田中のメジャー移籍後、2014年と2015年はリーグ6位に。

先発陣の駒不足に加え、救援陣の踏ん張りが利かないことが低迷の一因に挙げられる。だが、ドラフトで獲得した速球派の松井裕樹、守備と足の速さが魅力のオコエ瑠偉など、伸び盛りの選手も多くいる。今後の成長次第では2度目の優勝もそう遠くないだろう。

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