驚異的な登板ペース
19日に京セラドーム大阪で行われたオリックス対ソフトバンクの試合は、4対8でソフトバンクが勝利した。この試合で負け投手となったのは山田修義だったが、インターネット上では「山田を責められない」という声も漏れ聞こえた。
というのも、山田は8月に入ってから驚異的なペースで登板を重ねており、それによる疲労のために打たれたことが想像できる。そのため、「これだけ投げれば打たれるのも仕方ない」という意見が飛び出していたのだ。
では、山田はどのようなペースで登板を重ねていたのか。下表にまとめた。
山田は8月2日に一軍登録されてから、なんとオリックスの試合があった16日間のうち、13日間も登板している。ワンポイントでの登板もあったためイニングは10回だが、いくらなんでも登板が多すぎることは明白だ。19日に0.1回を投げて4失点(自責点は3)と失点したことが責められないのも無理はない。
ここまで29試合に登板していた澤田圭佑の故障、金子千尋やアルバースら先発陣の相次ぐ離脱に伴い、投手のやりくりに苦労しているのは否めない。とはいえ、これだけの登板があると、失点したこと以上に今後怪我をしないかどうかも心配になってくる。このペースでの登板を重ねれば後に故障してもおかしくはない。
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