ファーム月間MVP獲得
10日、日本プロ野球機構は7月度の「スカパー!ファーム月間MVP賞」を発表した。イースタン・リーグからは安田尚憲、ウエスタン・リーグからは板山祐太郎が選出された。2人の7月の成績は以下の通りだ。
安田尚憲:17試 率.354 2本 16点
板山祐太郎:13試 率.385 3本 9点
安田はプロ1年目での受賞。板山は3年目での受賞となったが、今回注目したいのは安田だ。「東の清宮、西の安田」として注目されていたとはいえ、1年目から好成績を残したことは賞賛されるべきだろう。シーズンを通しても、87試合に出場して、打率.266、7本塁打、51打点の成績を残しており、本塁打数はチーム3位タイ、打点に至っては、チームトップとなる成績だ。
この好調ぶりを評価されて、8月10日に一軍昇格。12日には同点タイムリーという形で、プロ初安打を記録した。他の打席ではなかなか結果を残せず、打率.059(17-1)と確実性に課題を残しているものの、成長を見せられたと言えよう。