故障からの復帰
7日、ロッテ対ソフトバンクの試合で、ロッテの岩下大輝が負け投手となった。岩下は今季、リリーフで5試合、4回1/3を投げているが、初の自責点が負けに繋がってしまった。それでも防御率は2.08。今季プロ初登板を果たした21歳の投手であることを考えれば、上出来のピッチングだ。
岩下は2014年にドラフト3位で星稜高校からロッテに入団。1年目は右肘の手術から二軍でも2試合の登板に終わり、2016年は登板すら無かったが、2017年、15試合に登板すると、今季は14試合を投げて一軍昇格を果たした。
活躍の兆しは昨季から出ていた。昨季、15試合のうち8試合を先発で投げていたが、シーズン中盤は好投を見せて試合を作ることが多く、今季に期待を持たせる投球を見せていた。
だが、途中で腰の故障から手術を受けることに。1年目の右肘手術から腰の手術と怪我に悩まされ、今季も4月、5月と打ち込まれることが多く、活躍が出来るかどうかわからない時期もあった。それが、6月、7月と安定した投球を見せ、一軍昇格となった。