オールスター出場選手が発表！　今年も気になるセ・リーグの選手たち

松坂と上原がW選出！

6月25日、プロ野球「マイナビオールスター2018」のファン投票の結果が発表された。

セ・リーグの先発投手部門で1位に輝いたのは松坂大輔。実に39万4704票を獲得しての選出となった。さらに、中継ぎ投手部門では、上原浩治が34万4939票を獲得して選出。これで1999年のパ・リーグ新人王（松坂）と、セ・リーグ新人王（上原）がそろって選出された。この2人に対する野球ファンの期待の高さが伺える。

抑え投手部門では、山崎康晃がセ・リーグ最多となる47万6185票を獲得して選出された。抑え部門2位である中崎翔太が18万8757票であることを考えると、その差は歴然としている。12球団のファンが、贔屓球団の垣根なく投票した結果だろう。ちなみに、2位の中崎は、7月2日に監督選抜で選出された。

W選出のスター選手たち

野手では、捕手で小林誠司、一塁手で岡本和真、二塁手で山田哲人、三塁手で宮崎敏郎、遊撃手で坂本勇人、外野手で筒香嘉智、青木宣親、鈴木誠也が、それぞれファン投票で選出された。

このなかで注目したいのが、ファン投票と選手間投票、ダブルで最多票を獲得した選手だ。小林、宮崎、坂本、筒香、鈴木の5人は、ファンと選手、双方からオールスターにふさわしい選手だと思われたのだろう。それだけ各ポジションで圧倒的な能力を発揮していると言える。

他のポジションで選手間投票により選出された選手のなかで東とガルシアは、NPB1年目からオールスターに出場することになった。また、逆にメッセンジャーはNPB9年目で嬉しい初選出。かつてマスコミに「長くプレーしているが、一度もオールスターに選ばれたことがない……」と想いを吐露したこともあったが、ようやく報われた。

様々な選手が出揃った今回のオールスターは、7月13日と14日に行われる。間近に迫る夢の球宴を、今年も楽しみたい。

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