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松坂、上原、青木!元メジャーリーガーに坂本ら人気選手一堂!オールスターファン投票最終結果発表

2018 6/26 00:41勝田聡
読売ジャイアンツ,坂本勇人
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ⒸSPAIA

松坂、上原、青木!メジャー経験者がズラリ!

セ・パ両リーグのスター選手が一堂に集う、オールスターゲームのファン投票最終結果が発表された。

最終中間発表ではセ・リーグ先発部門の松坂大輔(中日)と菅野智之(巨人)の争い、パ・リーグ外野部門の柳田悠岐(ソフトバンク)の得票数に注目が集まっていたが、そこから大きなサプライズは起こらなかった。人気、今シーズンの成績からすると順当な結果と言えそうだ。

まずは、セ・リーグから見ていきたい。注目された先発投手は松坂が菅野を振り切り1位の座を獲得した。今シーズン、メジャーから復帰した上原浩治(巨人)、青木宣親(ヤクルト)はそれぞれ中継ぎ投手、外野手で選出され人気の高さを見せつけている。

坂本勇人(巨人)がファン投票では7回目、通算10度目の選出となり、現時点では今回出場する選手のなかで最多出場となっている。坂本と同じ巨人からは捕手で小林誠司、一塁手で岡本和真が選ばれた。ホセ・ロペス(DeNA)が故障中ではあるが、ベテランの新井貴浩(広島)、首位打者を争っている坂口智隆(ヤクルト)らを抑えての選出は人気の高さを窺わせてくれる。

一方のパ・リーグでは西武勢から最多の6人が選出された。オールスターゲームでも「山賊打線」をバックに無敗のエース菊池雄星が投げる姿を見られそうだ。また、京セラドームを本拠地とするオリックスからは抑え投手で増井浩俊、外野手で吉田正尚のふたりが選出されている。また、最多得票数は柳田の619,150票だった。

【ファン投票選出選手】
※選手横の数字はファン投票選抜回数、()は選抜回数
<セ・リーグ>
先発:松坂大輔(中日)7(9)※1
中継:上原浩治(巨人)5(9)※2
抑え:山﨑康晃(DeNA)4(4)
捕手:小林誠司(巨人)1(2)
一塁:岡本和真(巨人)1(1)
二塁:山田哲人(ヤクルト)2(4)
三塁:宮﨑敏郎(DeNA)1(2)
遊撃:坂本勇人(巨人)7(10)
外野:筒香嘉智(DeNA)4(4)
外野:青木宣親(ヤクルト)6(8)
外野:鈴木誠也(広島)2(3)

<パ・リーグ>
先発:菊池雄星(西武)1(3)
中継:宮西尚生(日本ハム)1(2)
抑え:増井浩俊(オリックス)2(3)
捕手:森友哉(西武)2(2)※3
一塁:山川穂高(西武)1(1)
二塁:浅村栄斗(西武)5(6)
三塁:松田宣浩(ソフトバンク)7(8)※4
遊撃:源田壮亮(西武)1(2)
外野:柳田悠岐(ソフトバンク)4(5)
外野:秋山翔吾(西武)4(4)
外野:吉田正尚(オリックス)1(1)
指名:近藤健介(日本ハム)1(2)※5

※1松坂大輔:ファン投票7回のうち2回不出場
※2上原浩治:ファン投票5回のうち、1回不出場
※3森友哉:ファン投票2回のうち、1回DHで選抜
※4松田宣浩:ファン投票7回のうち、1回不出場
※5近藤健介:2回選抜のうち、1回不出場(選手間選抜での選抜時)

注目は安打対決!?それとも元メジャーリーガー?

オールスターゲームには多くの見どころがある。とくに今シーズンは、メジャー帰りの上原、青木そして日本復帰後初出場となる松坂が、セ・リーグのメンバーに顔を揃えている。人気先行、と言われないように夢の舞台で実力を示したいところ。

一方のパ・リーグはハイレベルな首位が者争いを繰り広げる3人が順当に選ばれた。秋山翔吾(西武)、近藤健介(日本ハム)、柳田だ。パ・リーグだけでなく日本を代表する安打製造機たちがセ・リーグの投手たちにどのような打撃を見せてくれるか注目だ。

今後は選手間投票(6月28日)、監督選抜(7月2日)がそれぞれ発表されてからプラスワン投票が行われる。プラスワン投票とはファン投票、選手間投票、監督選抜で選出されなかった選手から、再度NPB公式サイトを通じて投票を行う仕組みだ。最終決戦に近いその投票で各リーグ1名ずつ選出されることになる。

このプラスワン投票が行われるのは2013年以来5年ぶりのこと。前回は堂林翔太(広島)、内川聖一(ソフトバンク)がそれぞれ選出されている。今年は誰が選ばれることになるのだろうか。注目したいポイントのひとつだ。

【今後のスケジュール】

6月28日:選手間投票選抜選手発表
7月2日:監督選抜選手発表
7月3日〜7月8日:プラスワン投票投票期間
7月10日:プラスワン投票選出選手発表
7月13日:オールスターゲーム第1戦(京セラドーム)
7月14日:オールスターゲーム第2戦(県営藤崎台野球場)
7月15日:第2戦予備日