古巣日本ハム相手に好投
DeNAの助っ人左腕リリーフ、エドウィン・エスコバーが絶好調だ。6月8日はホールド、9日は白星を挙げ、2日連続で1回無失点の好投。古巣日本ハムを相手に最高の“恩返し”をした。
この2試合だけでなく、エスコバーは今季通算30試合に登板して防御率1.93、奪三振率9.32、2勝2敗9ホールドを記録している。1イニング平均で何人の走者を出したかを示すWHIPも1.14と良好で、チームへの貢献度は高い。
DeNAの助っ人左腕リリーフ、エドウィン・エスコバーが絶好調だ。6月8日はホールド、9日は白星を挙げ、2日連続で1回無失点の好投。古巣日本ハムを相手に最高の“恩返し”をした。
この2試合だけでなく、エスコバーは今季通算30試合に登板して防御率1.93、奪三振率9.32、2勝2敗9ホールドを記録している。1イニング平均で何人の走者を出したかを示すWHIPも1.14と良好で、チームへの貢献度は高い。
今季DeNAのチームホールドポイントは、12球団1位の54。中継ぎの層が厚く、リリーフ投手が多く登板している。エスコバー以外の主な中継ぎ投手は、どのような成績を残しているのだろうか。
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登板数トップはエスコバー。2位は三上朋也と砂田毅樹が並び、三上はチームトップとなる12HP(ホールドポイント)を記録している。4位の三嶋一輝は防御率2.48と安定しており、奪三振も11.48(29回を投げて37)と高い。
昨季62試合を投げて31HP、防御率2.70で主力として働いたパットンは、防御率4.41といまひとつの成績。三者凡退でピシャッと抑える試合が少ない印象で、WHIP1.41と不安定さを見せている。昨季まで先発を務めていた井納翔一は、失点が続く不安定な投球が続き、5月23日に一軍登録を抹消されてしまった。
こうした中継ぎ投手陣のなかで役割を果たしてきたエスコバー。今後も主力として働きたい……ところだったが、6月12日に登録を抹消されてしまった。詳しい状況はまだ発表されていないが、果たして何があったのか。
登板過多を考慮しての休養の可能性が高いが、好事魔多しとならないことを願う。
※成績は6月9日終了時点