○○キラーの誕生
5月22日のオリックス対楽天戦は10-0でオリックスが完勝した。オリックス打線が爆発したことが、勝利の要因として大きかったが、8回を投げて5安打無失点に抑えた先発のアンドリュー・アルバースの好投も見逃せない。
アルバースは、5月15日に富山県営野球場で行われたロッテ戦でも、6回3安打1失点とチームの大勝に貢献。既に8戦6勝1敗、防御率2.13と好投を続けている。同じく左腕の田嶋大樹と共に、チームの勝ち頭だ。
注目すべきは、2人共、“お得意さん”と呼べるチームを作っていることだ。アルバースはロッテから3勝を挙げ、田嶋もソフトバンクを相手に3戦3勝。ここまで完全にカモにしている。
現在のオリックスは4位と順位では苦戦しているが、3位・ソフトバンクとはゲーム差2.5、5位ロッテとはゲーム差0だけに、この2人が順位争いに及ぼす影響は決して少なくない。