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“神宮通”が教える! ストレスフリーな神宮球場観戦

2018 5/3 09:00勝田聡
明治神宮球場
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Ⓒ勝田聡

ストレスフリーな銀杏並木ルート

球場で見る野球はテレビとは違い、臨場感が溢れている。だが、混雑などのストレスを懸念して足を運ばない方がいるかもしれない。そんな方のために神宮球場におけるストレスフリーな観戦方法をご紹介したい。これは、筆者が2016年から神宮球場開催全試合を観戦してきた中からの経験談だ。

明治神宮球場

Ⓒ勝田聡


神宮球場は外苑前、青山一丁目(東京メトロ他)、信濃町、千駄ヶ谷(ともにJR総武線)などの駅から徒歩で行くことができ、アクセスは東京ドームと並んで抜群と言える。

そのなかで一番混雑するのが、外苑前からのルートだろう。とくに3番出口から球場の正面入り口へ向かうスタジアム通りは、混雑が激しい。所狭しとならんでいる出店(でみせ)やコンビニも試合開始1時間前くらいから長蛇の列となる。

そこでオススメしたいのが、外苑前駅の浅草方面側改札を抜けていく銀杏並木ルートだ。試合開催日でも混雑することはなく、ゆったりと球場に向かうことができる。筆者もこちらのルートで毎試合球場へ向かっている。

飲食物もストレスフリーで購入可能

その際、懸念されるのが飲食物の購入だろう。しかし、心配は無用だ。飲み物などを買うのであれば、駅直結のコンビニがある。こちらは長蛇の列となることは少なく、ストレスフリーで飲食物を買うことができるのだ。

必要であればコンビニで買い物を済ませ、4a出口を出て左手に進むと程なくして「明治神宮外苑」の看板が見える。そこが銀杏並木の入り口だ。そこに足を踏み入れ、KIHACHI本店やSHAKE SHACKを見ながら直進すると突き当たりが噴水広場になる。

ここを左折すると、本命の神宮球場のバックスクリーンが見えてくるはずだ。公衆トイレを過ぎたあたりにある脇道から、球場へ入るのが近道となるので覚えておこう。

すると、ちょうどQR発券機がある。受け取りをQRチケットにしている方は忘れずに発券しよう。QRコードを見せるだけでは入場できない。チケット発券後は各自の座席ごとに入場口へ向かうこととなる。

ストレスフリーに安く見たいならベストポジションはここ!

明治神宮球場

Ⓒ勝田聡


前章までのように観戦に行くまでの混雑を避けることだけでなく、ストレスを無くすためには座席選びも重要だろう。神宮球場は大きく分けると3つの席に分類される外野席、内野席、ネット裏2階席だ。それぞれに特徴があり、もちろん値段も違う。
そのなかでオススメなのが外野席の「ポールから内野席との境目までのブロック」だ。1番入り口から内野よりの部分だ。

外野席というと応援団がおり、立って応援しなければいけないし、静かに観戦できないと思う方も多いだろう。また、座席が狭く背もたれがないのもストレスになるかもしれない。

しかし、この付近は応援するエリアではなく、座って落ち着いて観戦ができる。また大きいのが、自由席エリア(全席指定の日もあり)にも関わらず、独立した席になっており、肘掛けがついているのだ。

ドリンクホルダーがないところは玉に瑕だが、自由席でありながら少しだけリッチな席は、お値段以上なことは間違いない。

お帰りの際も銀杏並木ルートで!

試合観戦後も正面入り口ではなく、銀杏並木ルートのほうが混雑は少ない。距離にすると若干遠くなるものの、行列が前に進まない、といったことはないはずだ。もし、万が一試合に負けても雄大な銀杏並木を見ることで、心は癒やされるだろう。

どこにストレスを感じるかは人それぞれだが、試合の勝敗以外でストレスを少しでも軽減したいのであれば、銀杏並木ルートから球場へ行き外野自由席の内野よりをオススメしたい。