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ヤクルトの救世主となれるか!?原樹理の成長が止まらない!

2018 3/16 21:38永田遼太郎
原樹里,成績表,ヤクルト
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ヤクルトの浮上に欠かせない存在

45勝96敗2分 勝率・319
昨年度(2017年)セ・リーグ最下位に沈んだ東京ヤクルトの年間成績である。チーム得点、チーム失点、チーム得失点差ともに最下位。チーム打率、チーム本塁打、先発防御率、救援防御率……などなど良い数字を挙げようにも、なかなか見つからないのが昨年のヤクルトだった。

そんな一年間を過ごしたチームの中で、今年はもしかしたらチームの浮上の急先鋒になるのではと淡い期待を抱きたいのが、東洋大学から2015年のドラフト1位で入団したプロ3年目の原樹理である。

データから見る 原樹理の成長

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まずは過去2年間の彼の成績を見てみたい。1年目が13試合2勝8敗、2年目も26試合3勝11敗と共に大きく負け越しているが、防御率は5.91から3.84と2点近く下げているのが分かる。さらに細かい部分に目を向けると、BB/9とK/9の数字に変化が見られる。

まずは奪三振率を示すK/9だが1年目の4.43から7.88と3.45の上昇、さらに与四球率を示すBB/9が1年目の3.36から2.33に1.33減少しており、自らの力で試合を作る能力が備わってきたことがこのデータからも分かる。

奪三振数も1年目の33から115に急増。イニング数が約2倍近く増えてこそいるが、ここ一番できっちり三振が獲れる能力が、防御率を2点近く下げたひとつの要因として考えていい。

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ストレートの平均球速も1年目の141.1キロから144.3キロに上昇し、それに伴いストレートにおける空振り率も2.4%から7.7%と大幅に上昇している。三振を奪った際の決め球の比率を見てみても1年目の24.2%から33.9%に上昇。ストレートの精度が着実に上がっているのは数字を見ても明らかだ。

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