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過去の開幕投手におけるサプライズ起用は?

2018 3/8 19:43mono
プロ野球
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3年間未登板だった川崎憲次郎

落合博満監督が中日の監督へと就任した2004年シーズン。その開幕投手を務めたのが川崎憲次郎だった。

川崎は1988年ドラフト1位でヤクルトに入団する。2000年までに88勝(80敗)の成績を残しFA宣言。同じセ・リーグの中日へと移籍する。しかし右肩の故障により、登板することができないまま3年が過ぎた。このような状況にもかかわらず、落合監督は川崎を自身の就任1年目の開幕投手に指名したのだ。

その開幕戦でブランクは隠すことができずに2回途中でノックアウト。結果を残すことができなかった川崎はこの年にユニフォームを脱いでいる。

この采配は大きな波紋を呼んだが、川崎に開幕戦で白黒を付けさせる意図があったことを当時のコーチであった森繁和(現・中日監督)は語っている。3年間働くことができなかった川崎に開幕戦という舞台を用意し、ここで結果を残すことができなければ引退を決意させる。このような大胆なことを開幕戦で行ってしまうのが落合監督だったのだ。

勝利の方程式を務めた浅尾が大役に!

2009年の中日は開幕投手に浅尾拓也を指名した。浅尾は前年(2008年)に44試合へ登板。先発はなく、すべて中継ぎとして起用され3勝1敗1セーブ、12ホールド、防御率1.79の成績を残し勝利の方程式の一角を担っていた。その浅尾を落合監督は開幕投手に指名したのだ。

この試合で8回1失点(自責0)の好投を見せた浅尾は先発を継続。しかし、先発で結果を残すことはできずにセットアッパーへと再転向し、チーム最多となる67試合の登板を果たしている。

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