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期待される新外国人選手たち〜パ・リーグ編〜


下位2球団に長距離砲候補がそろって入団

昨シーズンは下位に沈んだ日本ハムとロッテ。その両チームが巻き返しを図るべく、長距離砲を獲得した。
オズワルド・アルシア(日本ハム)とマット・ドミンゲス(ロッテ)だ。

アルシアは2013年にツインズでメジャーデビューし、97試合で14本塁打を記録。翌2014年は103試合で20本塁打とパワーは折り紙付きだ。
昨シーズンはメジャーでのプレーがなく、マイナーでプレーし96試合で打率.320、24本塁打、87打点と結果を残した。大谷翔平(エンゼルス)が抜けた主軸に、左の大砲候補として座ることが期待される。
中田翔、ブランドン・レアードとこのアルシアで100本塁打を目指したい。

最下位のロッテに加入した長距離砲候補はマット・ドミンゲスだ。昨シーズン、パ・リーグ6球団の中でワーストとなる95本塁打だったロッテ。
長打力不足に泣いたチームの主砲として期待がかかる。昨シーズン、ドミンゲスはメジャー出場がなかったものの、5年間で通算42本塁打を記録。
2013年にはダルビッシュ有から1試合2本塁打を放つなど、通算3本塁打。また岡島秀樹からも本塁打を放っており、日本人選手を苦にしていない。
4番候補として本塁打を量産したい。

両チームは長距離砲候補だけでなく、投手もそろって3人を獲得。しかし、残留している外国人選手も当然いる。
助っ人外国人選手といえどもキャンプ・オープン戦でアピールを行い、外国人枠を勝ち取ることが求められる。

西武は先発・中継ぎ候補をそれぞれ獲得

西武はエース・菊池雄星に次ぐ11勝をマークした野上亮磨がFAで巨人へ移籍。セットアッパーとして58試合に登板した牧田和久が、ポスティングでパドレスへと夢を追い求めた。
また勝利の方程式の一角でもあったブライアン・シュリッターも退団。その3人に変わる役割として期待されるのがファビオ・カスティーヨ、ニール・ワグナーの新外国人選手ふたりだ。

先発として期待されるカスティーヨは、昨シーズンにメジャーデビュー。リリーフとして2試合登板したものの防御率13.50と結果を残すことができなかった。
これまでにメジャーでの先発経験はないが、マイナーリーグでは66試合に先発登板するなど先発の経験はある。また、2016年には韓国プロ野球(KBO)でもプレーしており、アジアの野球も経験済み。
160キロを超えるストレートを武器に先発ローテーション入りを目指す。

ワグナーはここ2シーズンのメジャー登板はないものの、2013年にはブルージェイズで中継ぎとして36試合に登板し2勝4敗、防御率3.79の成績を残している。
昨シーズンはマイナーで40試合に登板し防御率2.48。安定した成績を残しており、牧田、シュリッターが担っていたセットアッパーを埋めていきたい。

主軸が残留したものの補強を行った2球団

楽天、オリックスの2球団は主軸となった外国人選手がそろって残留。新外国人選手の大型補強を行うことはなかった。
しかし、なにも動かなかったわけではない。

昨シーズン3位の楽天は、より上位を狙うためオコエ・ディクソンを獲得している。最大3名となる野手の外国人枠はカルロス・ペゲーロ、ゼラス・ウィーラー、ジャフェット・アマダーでほぼ埋まる。
故障者が出たときに一軍に上がる可能性はあるが、2019年以降を見据えての獲得だろう。右の長距離砲候補として二軍での育成が期待される。

オリックスは先発左腕候補として、アンドリュー・アルバースを獲得した。アルバースは第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)カナダ代表としてもプレーするなど、実績豊富。
昨シーズンはマリナーズで5勝をマークしメジャー通算7勝を誇っている。ドラフト1位で田嶋大樹を獲得したものの、先発左腕が不足しているオリックスの先発ローテーションに入りたい。

ソフトバンクは外国人補強なしで新シーズンへ

5球団が外国人選手の補強を行っている中、日本一に輝いたソフトバンクは現時点で外国人選手の補強を行っていない。アルフレド・デスパイネ、リック・バンデンハーク、デニス・サファテ、リバン・モイネロといった主軸外国人選手が残留。
新たな外国人選手を加えることなく、連覇を狙うシーズンに臨むこととなる。

ソフトバンクは若手の育成をすることで戦力を整える体制を作り上げており、不安はないといったところだろう。

【2017年新加入外国人】
<ソフトバンク>
なし

<西武>
ファビオ・カスティーヨ(投手)
ニール・ワグナー(投手)

<楽天>
オコエ・ディクソン(外野手)

<オリックス>
アンドリュー・アルバース(投手)

<日本ハム>
ニック・マルティネス(投手)
マイケル・トンキン(投手)
ブライアン・ロドリゲス(投手)
オズワルド・アルシア(外野手)

<ロッテ>
エドガー・オルモス(投手)
マイク・ボルシンガー(投手)
タナー・シェッパーズ(投手)
マット・ドミンゲス(内野手)

※2018年2月1日現在

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