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期待される新外国人選手たち〜セ・リーグ編〜


目玉は打のロサリオと投のジー

広島が2連覇を達成したセ・リーグは全6球団が外国人選手を補強している。なかでも注目度ナンバーワンと言えるのが阪神のウィリン・ロサリオだろう。
ロサリオは韓国プロ野球(KBO)からの移籍となるが、KBOだけでなくメジャーでの実績もある。2011年にロッキーズでメジャーデビューを果たすと、2015年までの5年間で71本塁打を記録。

2012年には、28本塁打を放つなどスラッガーとしての資質は十二分にあると言えるだろう。しかし守備に難があり、2016年からはメジャー契約を手にすることはできず、KBOへ移籍。
2年連続で3割30本塁打100打点を記録し日本へとやってきた。虎の4番候補として期待が掛かる。

野手の目玉がロサリオなら、投手の目玉は中日に加入したディロン・ジーだ。ジーは2010年にメジャーデビューを果たすと、2011年(13勝)・2013年(12勝)の2度、2桁勝利を達成している。メジャー通算51勝をマークしており、年齢も31歳(シーズン中に32歳)と若い。
また、本人はこの1年で好成績を残しメジャー復帰を考えているとアメリカでは報道されている。エース級の活躍を見せチームを上位に導き、目標を果たしたいところだ。

外国人枠争いに注目が集まる各チーム

ロサリオ、ジーの他にも注目したい外国人選手は多い。野手ではDeNAのネフタリ・ソトだ。
メジャーでの実績は2年間(2013年・2014年)で34試合に出場し打率.071、0本塁打、1打点とないに等しい。
しかし、マイナーでは通算143本塁打。昨シーズンも135試合で打率.311、24本塁打、82打点と結果を残している。所属していたレッズの一塁には主砲のジョーイ・ボットーがいたためにメジャーでのチャンスは少なかったが、日本で花開きたいところ。
ホセ・ロペスの壁を越え、一軍昇格を目指したい。

巨人は年が明けてからも補強の手を緩めなかった。菅野智之、田口麗斗とともに3本柱を形成していたマイルズ・マイコラスがメジャーリーグへ移籍。
FAで野上亮磨を獲得したが、それだけではなくテイラー・ヤングマンを補強している。ヤングマンは2015年にメジャーデビューし9勝(8敗)をマーク。
期待されたものの2016年・2017年は実績を残せず、活躍の場を求め巨人へとやってきた。巨人はスコット・マシソン、アルキメデス・カミネロ、ケーシー・マギーに加え、ゲレーロとヤングマンが加入。
外国人枠をどのように起用するか、高橋由伸監督の采配に注目が集まる。

昨シーズン球団ワーストの96敗を記録したヤクルト。このオフに行った外国人選手の補強は投手陣中心のものとなった。
前中日のジョーダン・アルメンゴ、マット・カラシティー、デーブ・ハフと3選手を補強。残留したデービッド・ブキャナン、ウラディミール・バレンティンとの外国人争いが繰り広げられることになりそうだ。
現時点では投手陣に与えられる外国人枠は3枠が濃厚であり、ブキャナン、ジョーダン、ハフの3人で2枠の先発枠を争うことになる。一方、カラシティーは守護神の座を期待されており、秋吉亮らと勝利の方程式を担うことになりそうだ。

ゲレーロ、アルメンゴら国内での移籍組も!

新たに加入した外国人選手は、今シーズン初めて日本プレーする選手だけではない。国内他球団からの移籍を果たした選手もいる。
アレックス・ゲレーロ(中日→巨人)、ジョーダン・アルメンゴ(中日→ヤクルト)、エディソン・バリオス(BC・富山→DeNA)の3人だ。

ゲレーロは昨シーズン、来日初年度ながら35本塁打を放ち、広いナゴヤドームを本拠地とする中日で本塁打王に輝いた。本拠地が狭くなる巨人では更なる量産が期待される。
また、打順は4番が濃厚であり、打線に厚みが増すのはまちがいない。チームは変われど、2年連続の本塁打王を目指す。

ゲレーロと同様に中日から活躍の場を移したアルメンゴ。中日時代はジョーダンの登録名でプレーしていたが、ヤクルトでは登録名を変更した。
確固たる先発左腕が不在のヤクルト投手陣の中でローテーション入りが期待される。まずは外国人枠を勝ち取るためにアピールが必要となりそうだ。

バリオスはソフトバンクでプレーしており、昨シーズンはBCリーグの富山GRNサンダーバーズでプレー。10勝4敗、防御率1.39と好成績を残しNPBに戻ってきた。
ソフトバンク時代は中継ぎとして起用されていたが、ラミレス監督は先発での起用を示唆している。外国人枠をジョー・ウィーランド、スペンサー・パットン、エドウィン・エスコバーと外国人投手4人で枠を争うことになる。

【2017年新加入外国人】
<広島>
レオネル・カンポス(投手)

<阪神>
ウィリン・ロサリオ(内野手)
ディエゴ・モレノ(投手)
呂・彦青(投手)

<DeNA>
ネフタリ・ソト(内野手)
エディソン・バリオス(投手)※前BC富山

<巨人>
テイラー・ヤングマン (投手)
アレックス・ゲレーロ(外野手)※前中日

<中日>
スティーブン・モヤ(外野手)
ソイロ・アルモンテ(外野手)
ディロン・ジー(投手)
オネルキ・ガルシア(投手)

<ヤクルト>
マット・カラシティー(投手)
デーブ・ハフ(投手)
ジョーダン・アルメンゴ(投手)※前中日

※2018年2月1日現在

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