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【ロッテ】外国人選手を4名補強し最下位脱出へ


外国人選手を投手3人・野手1人を補強!

球団創設以来ワーストとなる87敗を喫した2017年シーズン。投打ともにふるわずチーム打率.233、チーム防御率4.22はパリーグ最下位だった。
このように投手・野手ともに補強が必要な状況の中で、まず動いたのは外国人選手の獲得だ。メジャー通算8勝の右腕マイク・ボルシンガー、そしてエドガー・オルモス、タナー・シェッパーズと3名の投手を補強。

大砲候補としては、メジャー通算42本塁打(5シーズン)をマークしているマット・ドミンゲスを獲得した。2013年にはアストロズで21本塁打を放っており、長打力はある。
また、ダルビッシュ有から1試合2本塁打を放った実績もある。通算出塁率.273と出塁率に難があるものの、そのパワーでマイナス面を補いたいところだ。

現時点で他にFA・トレードなどの目立った動きはなく、補強は外国人選手とドラフトのみだ。ドラフトでは、1位で清宮幸太郎(早稲田実→日本ハム)を外したものの、外れ1位で『西の横綱』とも称された安田尚憲(履正社高)を引き当てた。
安田は高校時代に清宮と並び、評価の高かった逸材だ。将来のスラッガー候補として期待が高まる。
その安田こそ高卒ではあるが、2位から6位までの5名は、社会人出身の選手を指名した。最下位から立て直すために、即戦力を多く指名したととれる。

涌井に変わるエースは石川が務める!

投手陣は、エース涌井秀章がメジャーリーグ移籍を前提として海外FA権を行使。現時点(1月25日)でその去就は決まっていない。
メジャーリーグ移籍が叶わなければ、残留が濃厚であるものの、現時点で戦力として考えることはできないだろう。その涌井に代わるエースが石川歩だ。
2014年の入団以来続いていた2桁勝利が途切れて、2017年は3勝11敗に終わったものの、4年間で挙げた実績(39勝36敗)は色あせていない。復調、エースとしての働きが求められる。

酒居知史、西野勇士、唐川侑己らの活躍も、チームの光明となるだろう。2年目となる酒居は、2017年シーズン後半から先発として安定した成績を残しており、ローテーション入りは間違いなさそうだ。
クローザーから先発へ再転向した西野に掛かる期待も大きい。主に先発を任されていた2013年は9勝をマークした実績もあり、2桁勝利が期待される。
また、11年目のシーズンとなる唐川は5勝10敗と大きく負け越した。2018年は最低でも貯金を作り、2011年以来7年ぶりの2桁勝利を目指したいところだ。

その他の若手投手陣では二木康太、関谷亮太、佐々木千隼らがローテーション入りを狙う。二木は、2017年シーズンに初めて規定投球回(試合数×1)に到達。
2018年シーズンは、初めての2桁勝利への期待がかかる。ドラフト5位の渡辺啓太も先発ローテーション争いに加わりそうだ。
春季キャンプでソフトバンクを戦力外となった大隣憲司をテストするとの報道もある。獲得すれば、先発ローテーション争いに加わってくるだろう。

リリーフ陣を見ると内竜也、南昌輝、有吉優樹、松永昂大、益田直也と選手層は厚い。そこにシェッパーズも加わった。
しかし、毎年故障離脱が多く、各選手が1年間を戦えるかが鍵となりそうだ。ブルペンが安定すれば、2016年のように上位進出も現実のものとなってくる。

角中の復活が打線機能の鍵

2017年シーズンは新外国人選手として獲得したパラデス、ダフィーが不調。シーズン途中に緊急補強としてサントス、ペーニャを獲得する事態となった。
途中来日ということもあり、70試合の出場に終わったペーニャだが15本塁打はチーム最多。現時点で正式な報道はないものの、2018年シーズンもロッテでプレーする見込みとなっており、新外国人のドミンゲスと中軸を担うことになりそうだ。

また、二塁で起用されていた鈴木大地を三塁へコンバート。守備の負担を減らすことで打撃成績アップの期待も掛かる。
外国人選手が機能し鈴木の打撃成績が向上すれば、打線は繋がりを増すだろう。そして何より復活が待たれるのは2015年首位打者の角中勝也だ。
2016年シーズンで引退したサブローの背番号『3』を引き継いだものの、故障もあり110試合の出場に終わった。 打率.269は、レギュラーに定着した2012年以降ワースト。復活を期待したいところだ。

井口新監督はどのように起用するか明言していないが、2017年シーズン序盤のように2番で機能すると打線に厚みが増すため、彼の復活だけでなく起用法にも注目が集まるだろう。
井口監督は現役引退からの即就任、さらにメジャーリーグでプレーした選手として初めての一軍監督となる。春季キャンプでは一軍・二軍の壁を撤廃して合同で行うなど、注目度が高くなることが予想される。
そのなかで新人監督として結果を残すことができるだろうか。『新生ロッテ』のこれからに期待したい。

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