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【野球殿堂】松井秀喜氏らが新規候補者に!外国人選手は選出なるか?


新規候補者はプレーヤー表彰6名、エキスパート表彰4名

2018年1月15日に発表される野球殿堂入り候補者が11月末に発表された。プレーヤー表彰としての新候補者は6名。
日米通算507本塁打(NPB:332本、MLB:175本)を放った松井秀喜氏は先日発表されたアメリカ野球殿堂の候補者にもなっており、日米同時に候補者となった。これは2014年に日米同時に有資格者となった野茂英雄氏以来となる。
野茂氏は日本で一発選出、アメリカでは1年で資格喪失となっている。

その他には1492試合連続フルイニング出場の世界記録を作った金本知憲現阪神監督。侍ジャパンを率いて第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を戦った小久保裕紀前日本代表監督も新規候補者のひとりだ。
また、名球会入りを果たしている石井琢朗ヤクルト打撃コーチ、日米で活躍した城島健司氏、長距離砲でパワー自慢のアレックス・カブレラ氏といずれも日本球界に大きな足跡を残した選手たちも名を連ねる。

エキスパート表彰では足立光宏氏、加藤秀司氏、柴田勲氏、松岡弘氏の4名が新規候補者となった。

前回から引き続きとなっている候補者のプレーヤー部門11名、エキスパート部門10名を加え31名の候補者が出そろった格好だ。前回の候補者のなかにはプレーヤー表彰で立浪和義氏、野村謙二郎氏、高津臣吾氏といった名球会入りを果たしている選手も含まれており、エキスパート表彰では巨人・日本代表で輝かしい成績を残した原辰徳氏の名前がある。

2017年はプレーヤー表彰で伊東勤氏、エキスパート表彰で星野仙一氏、平松政次氏と合計3人が選ばれている。今回は何名が選出されるだろうか。

【新規候補者】
<プレーヤー表彰・6名>

  • 松井 秀喜氏
  • 金本 知憲氏
  • 小久保裕紀氏
  • 石井 琢朗氏
  • 城島 健司氏
  • A.カブレラ氏

<エキスパート表彰・4名>

  • 足立 光宏氏
  • 加藤 秀司氏
  • 柴田  勲氏
  • 松岡  弘氏

【継続候補者】
<プレーヤー表彰・11名>

  • 立浪 和義氏
  • 高津 臣吾氏
  • 佐藤 義則氏
  • 川相 昌弘氏
  • 野村謙二郎氏
  • T・ローズ氏
  • 桑田 真澄氏
  • 田口  壮氏
  • 佐々岡真司氏
  • 赤星 憲広氏
  • 斉藤 和巳氏

<エキスパート表彰・10名>

  • 原  辰徳氏
  • 権藤  博氏
  • R・バース氏
  • 土橋 正幸氏
  • 田淵 幸一氏
  • 大沢 啓二氏
  • 長池 徳士氏
  • 新井 宏昌氏
  • 中畑  清氏
  • 岡田 彰布氏

殿堂入りの条件とは?

殿堂入りの条件は成績や監督としての優勝回数など目に見える数字で決まるわけではない。ベストナイン、新人王に近い形の投票によって選出が決まるのだ。
野球殿堂入りは競技者表彰、特別表彰の大きくふたつにわかれ、競技者表彰ではさらにプレーヤー表彰、エキスパート表彰に細分化される。

競技者表彰のプレーヤー表彰では引退から5年以上が経過していることが条件だ。その期間は15年間(引退から20年)となる。
投票権を持つのは15年間以上の野球報道経験がある委員、約300人。全体の75%以上の得票があることで殿堂入りとなる。

エキスパート部門では引退したプロ野球のコーチ、監督で、引退後6ヶ月以上経過もしくは選手を引退後21年以上の経過が条件となる。プレーヤー部門で選出されなかった人物がエキスパート部門において候補となることも多い。
投票権は殿堂入りしている人物(約30人)及び30年間以上の野球報道経験がある委員約70人だ。プレーヤー部門と同じく75%以上の得票で選出となる。

特別表彰ではアマチュア野球の選手(引退後5年)、監督、コーチ(ともに引退後6カ月)、プロ・アマ問わず審判員(引退後6カ月)といったフィールドの中にいる人物。
さらに日本の野球の発展に顕著な貢献をしたなどといった条件がある。投票権はプロ野球、アマチュア野球の役員、野球関係学識経験者ら14名からが持っており、競技者表彰と同じく75%以上の得票で選出される。

1959年に特別表彰で正力松太郎氏、沢村栄治氏ら9名が選出されてから、2017年までに197名が殿堂入りを果たしている。

日本人以外の受賞者は?

特別表彰者を含む過去の選出者197名(2017年現在)を振り返ってみると外国人の受賞はヴィクトル・スタルヒン選手(1960年/無国籍)、張本勲選手(1990年)、与那嶺要選手(1994年)、王貞治選手(1994年)がいる。
スタルヒン選手、与那嶺選手の現役時代に外国人枠(1952年から)はなかった。王選手、張本選手は日本で高校を卒業しており、NPBにおいて外国人選手扱いではない。
※スタルヒン選手はロシア生まれであるが、亡命を経ており無国籍

このように、過去の例を見ると助っ人外国人選手として活躍した選手が殿堂入りを果たしていないことがわかる。過去には外国人選手として初の三冠王に輝いたブーマー・ウェルズ氏、2017年時点で通算打率首位(4000打数以上)のレロン・リー選手らが候補に挙がったが選出とはなっていない。
一方で2002年度、2003年度の2年間のみ選出された新世紀特別表彰ではフランク・オドール氏(2002年)、ホーレス・ウィルソン氏(2003年)と2名の外国人が殿堂入りを果たしている。

外国人選手は日本での活動期間が少なくなってしまい、評価がむずかしい部分もある。現在も継続で候補者となっているランディ・バース氏、新規候補者のカブレラ氏が殿堂入りとなるだろうか。
その行方にも注目したい。

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