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プロ野球選手の夢!年俸大幅アップを勝ち取った選手たち


2倍3倍も珍しくない!プロ野球の契約更改

毎年この時期になると、紙面を賑わせるのが選手たちの契約更改だ。野球は他のスポーツに比べて平均年俸も高く、注目度も非常に大きい。特に今まで実績のない選手が大ブレイクをはたしたとなると、200%アップ300%アップという文字が紙面に躍る。

昨シーズンは阪神タイガースの原口文仁が.299(318-95) 11本塁打 46打点という成績を残し、440万から2200万、358%の大幅アップを勝ち取った。
今シーズンでいえば、新人王を獲得した中日・京田陽太や西武・源田壮亮、あるいは2桁勝利に日本シリーズでも好投したDeNAの濱口遥大らにも注目が集まる。そんな男たちの夢が詰まった契約更改、今回はかつて大幅アップを勝ち取った選手たちを紹介しよう(金額はすべて推定)。

2年目で200本安打を達成!東京ヤクルトスワローズ・青木宣親

まず紹介したいのは、東京ヤクルトスワローズ時代の青木宣親だ。
2003年のドラフトで早稲田大学から入団した青木は、2年目の2005年に大ブレイク。打率.344 202安打の成績を残して首位打者と最多安打の2冠を達成した。特に200安打越えはイチロー以来の快挙。
そしてこの年の契約更改では、年俸1000万から7000万円へ、600%の大幅アップとなった。

その後はヤクルトの中心選手として活躍し、この2005年の分を含めて3度の首位打者、2度の最多安打を獲得。年俸も最高で3億3000万まで上がった。
MLBへ移籍した後も、チームを変えながら安定した成績で活躍し、2017年での年俸は550万ドル(約6億円)となっている。

どん底から復活したスラッガー!中日ドラゴンズ中村紀洋

中日時代の中村紀洋のケースを紹介しよう。ご存じの通り、90年代から2000年にかけて、近鉄バファローズの4番打者として活躍した中村紀洋。この当時の年俸は推定5億円だったという。
2004年オフ、近鉄とオリックス・ブルーウェーブが合併することもあってMLBへ挑戦を表明。だが結果を残すことが出来ずに、2006年からはオリックス・バファローズへと復帰した。
しかし、このオリックスでも契約面で折り合いが合わず退団し、2007年には育成契約で中日へと入団することとなった。

育成契約故、年俸は400万からスタート(ちなみにオリックスの提示は8000万)。開幕前に支配下契約を果たし、年俸は600万円で新しい契約を結んだ。
だが、こういったドタバタの入団ながら、開幕からシーズン終了まで安定した活躍を見せ、打率.293 20本塁打 79打点をマーク。日本シリーズにも出場し、打率.444 4打点で日本一にも貢献した。
日本シリーズMVPも獲得し、契約更改では600万から5000万円への733%アップ提示。一度はどん底を味わった男が、再び輝きを取り戻した瞬間であった。

高卒2年目でクローザー抜擢!オリックス・ブルーウェーブ、平井正史

オリックス・ブルーウェーブ時代の平井正史も、大幅アップを勝ち取っている。愛媛県の宇和島東高校から93年のドラフト1位で入団。
2年目の95年には仰木彬監督に見いだされ、クローザーに大抜擢されると、53試合15勝5敗27セーブという好成績を残し、チームのシーズン優勝に大きく貢献した。タイトルも新人王、最優秀救援投手、さらには中継ぎながら最高勝率まで獲得。
間違いなく、この年1番ブレイクした選手だっただろう。そしてこの年のオフ、年俸が660万から6000万円へ、809%の大幅アップを勝ち取っている。

その後オリックスでは思うような活躍は出来なかったが、2003年に中日へと移籍すると大復活、先発に中継ぎにと大車輪の活躍を見せて、12勝6敗防御率3.06と素晴らしい活躍を見せ、カムバック賞に輝いた。
その後も中継ぎとしてチームを支え、一時は9500万円まで年俸が上がっている。

後の大スターの最初の1歩!オリックス・ブルーウェーブ、イチロー

平井の前年、同じくオリックスからこの809%を大幅アップした選手が登場していた。イチローだ。もうピンときている方も多いかもしれないが、登録名を「イチロー」に変更し、210安打を放った年のことだ。
91年にドラフトで入団し、3年目となった94年。開幕から1番打者として活躍し、打率.385で210安打という、いまだに伝説として語り継がれる成績を残している。これがきっかけとなり「最多安打」のタイトルが設立されたほどだ。
この年の契約更改で、年俸は800万から8000万円へ、900%の大幅アップとなった。

その後イチローは7年連続首位打者という不滅の記録を残した後、MLBへと活躍の場を移し、マリナーズの中心選手として活躍した。そして08年~2012年まで5年総額9000万ドルの大型契約を結んでいる。
これがおそらく、日本人選手としては最高年俸だろう。1年当たり1800万ドル、現在のレート(1ドル=約110円)でいえば19億8000万円ほど。これほどの夢はないだろう。

なんと年俸10倍以上!東北楽天ゴールデンイーグルス・福盛和男

だが実は、このイチローをも上回る年俸アップ率を勝ち取った男がいる。楽天イーグルスに所属していた福盛和男だ。横浜ベイスターズから2003年オフにトレードで近鉄バファローズへ移籍。
そして球団合併に伴い、分配ドラフトで楽天へと入団した。楽天ではクローザーとして活躍し、2005~07年の3年間で49セーブを記録。この当時の年俸は8300万円だったという。その後FA権を使ってMLBへの挑戦を表明した。

しかし、故障などもあって満足な活躍をすることができず、2009年のシーズン途中に解雇。そして6月から楽天へと復帰した。
当時、野村監督は獲得の意思はなかったそうだが、福盛自身が監督の宿泊するホテルへと直談判。これに監督も折れたのか、野球協定が定める最低年俸である440万円で契約する。

しかし監督の予想とは裏腹に、福盛はここから大活躍。移籍前と同じくクローザーに定着し、35試合で7勝1敗10セーブ 防御率2.18という好成績を残した。
彼の活躍なくして、球団初のクライマックスシリーズ出場はならなかっただろう。オフの契約更改では、440万から大幅増の5000万円、なんと1036%アップとなった。中村紀洋のように少し変わった事情はあるが、彼が歴代で最高のアップ率である。

一流になると3億のアップも!

アップ率ではなく、純粋な増加金額でトップに立つのは誰だろう。近年で言えば、2014年オフにオリックスの金子千尋が単年2億円から4年20億円の複数年契約を結んでいる。
1年当たり5億円、アップ額はなんと3億円。この年の金子は16勝5敗 199奪三振 防御率1.98で最多勝・最優秀防御率の2冠を達成した年だ。
オフにはMLB移籍も噂されていたが、肘の状態が思わしくなかったのかオリックスに残留。そしてこの大型複数年契約が結ばれた。

それをさらに上回るのがホークスのサファテだ。2014年からホークスに在席するサファテであるが、この当時は2年2億円の複数年契約。つまり1年当たり1億円という年俸で契約していた。
だが2年目となる2015年に41セーブのパリーグ記録を打ち立て、日本一に貢献すると、今度は3年14億5000万+出来高の超大型契約を提示された。1年当たりにすると約4億8000万、出来高も考慮すると間違いなく5億円を超えるだろう。
1年あたり4億円以上の増額となった。3年目契約の2年目となった今シーズンは、日本新記録となるシーズン54セーブを達成。来年も不動の守護神として活躍してくれるだろう。

プロ野球の年俸の話は、やはり夢がある。普通にサラリーマンをしていても、年俸が5倍10倍になることはまずないとは思うが、プロでは活躍すればその分だけ年俸がアップしていく。
もちろんその分、結果を出せなければ減俸やクビというシビアな世界ではあるが、それも含めてプロ野球だ。オフでも紙面をにぎわせてくれるプロ野球、一瞬たりとも目が離せない。

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Bリーグ 試合結果・経過

B1
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2017年 プロ野球 OPS順位

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