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知る人ぞ知る⁉ゴールデン・グラブ賞未選出の守備の名手たち

2017 11/22 11:58Mimu
野球 グローブ トロフィー
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外野守備でも職人的な働きを見せる!福岡ソフトバンクホークス 中村晃

今年日本一になった福岡ソフトバンクホークスからは、中村晃を紹介したい。中村といえば、打撃職人のイメージが強いかと思う。
特徴的なフォーム、そして抜群の勝負強さ。今シーズンは打率.270に終わってしまったが、数値以上の怖さを持った選手だ。
中村は守備でも素晴らしい動きを見せており、とにかく打球の判断が素晴らしい。後ろの打球に対し一直線で入ることが出来るうえ、前の打球にも反応良く出てスライディングキャッチ。それを涼しい顔で難なくこなしているように見えるのも、中村の凄さだ。

ライン際の打球にも強く、特にレフトを守ったときには左投げの利点をいかし、右手のグローブでギリギリの捕球を見せる。肩も強く、正確な送球でランナーを刺すシーンも多い。今シーズンの捕殺数(送球でランナーを刺した回数)は、パ・リーグ3位タイの6つを記録している。
ライトを守らせても非常に上手いが、レフトの守備なら12球団でも1位なのではないだろうか。打撃だけでなく、守備でも職人的なうまさ持ち合わせている選手だ。
チームの顔である柳田悠岐、そして今シーズンブレイクした上林誠知とともに、鉄壁の外野陣を築き上げていって欲しい。

無駄のない動きでアウトを量産!オリックス・バファローズ 安達良一

最後は、オリックス・バファローズの安達了一を紹介しよう。パ・リーグのショートは5年連続で今宮健太が受賞しているが、毎年のように対抗馬に上がるのが安達だ。
もはや”隠れた”名手とは呼べないかもしれないが、ゴールデン・グラブ賞未選出の名手というテーマで、彼を紹介しないわけにはいかない。
確かに安達の守備には、今宮ほどの派手さはない。が、安達の守備の凄さは、一切の無駄がないところだ。三遊間の深いところに飛んだ打球もしっかりと追いつき、素早く送球。
一見すると急いで投げているようには見えない。送球も無理なくワンバウンドを投げている。だが、それでもしっかりとアウトを取るのが安達の守備だ。

安達は、場合によってはしっかりとボールを握らず、指3本やわしづかみで送球することもあるそうだ。またステップもあまり入れず、ファーストの方にしっかりと体重を乗せ、送球に入っている。
強い送球でなくても、動きに無駄がなければ十分にアウトを取ることが出来る、それが安達の守備の秘密である。近年は潰瘍性大腸炎という難病に悩まされ、十分なパフォーマンスも難しくなってきたかもしれないが、それでも彼の守備はチームにとって欠かせないものなのだ。

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