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プロ野球ドラフト会議におけるプロ志望届とは?

2017 11/10 12:24cut
高校野球
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プロ志望届とはどのようなものか?

毎年、日本シリーズ直前に行われるプロ野球ドラフト会議。夏の甲子園が終わると注目選手の話題がスポーツ紙などを賑わせ、シーズンとはまた別の楽しみをファンに提供してくれる。
未来のスター候補生がプロ入りするためには、メジャーリーグ経由など一部の例外を除いて、ドラフト会議で指名を受けなくてはならない。
そのために、多くの野球ファンはドラフト会議に関心を持っているのだ。

そのドラフト会議の話題の中で出てくる言葉に「プロ志望届」というものがある。ここで「プロ志望届」について説明をしたい。

これは文字通りプロ志望の選手が提出する届け出のことだ。正式名称を「プロ野球志望届」という。

高校生、大学生がプロ野球入りを目指す場合、日本高等学校野球連盟、全日本大学野球連盟にそれぞれ、この届け出を提出することが義務づけられている。NPBだけでなく四国アイランドリーグplus、ベースボール・チャレンジ・リーグ入りを目指す場合も同様だ。

この届け出を提出することで、初めてドラフト指名を受ける権利を得ることになる。現在の提出期限はドラフト会議2週間前となっており、2017年の場合は10月12日だった。

プロ入りを希望する選手は所属する学校を通じて届け出を作成し、それぞれの管轄連盟に提出。各連盟が受理することで氏名が公表される。
届け出提出者は日々更新され、各連盟のホームページなどで確認をとることが可能だ。2017年は高校生106人、大学生104人と合計210人が提出している。

プロ志望届の提出者数は?

高校生の届け出提出が義務づけられたのは2004年、大学生は2007年だ。以降の提出者推移は下記の通り。

2004年:高校77人
2005年:高校112人
2006年:高校103人
2007年:高校106人、大学101人
2008年:高校94人、大学112人
2009年:高校113人、大学104人
2010年:高校95人、大学98人
2011年:高校87人、大学77人
2012年:高校95人、大学85人
2013年:高校71人、大学56人
2014年:高校94人、大学71人
2015年:高校78人、大学81人
2016年:高校105人、大学111人
2017年:高校106人、大学104人

もっとも、提出者数が少なかったのは2013年の合計127人だ。しかし、それ以外の年度は150人以上がプロ野球を目指し届け出を提出している。また、過去最多は2009年の217人である。

毎年、150人から200人もの選手が提出するこの「プロ野球志望届け」が義務づけられたのには、もちろん理由がある。この届出制度がなかった時代に大学進学、社会人希望ながらプロ球団が強行指名を行いトラブルが多発したからだ。

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