広島東洋カープの新人選手たち
2年連続となるセ・リーグ優勝を果たした広島東洋カープ。高校生が4人いたこともあり、そのほとんどが二軍暮らしとなった。
そのなかでドラフト1位の加藤拓也選手は、4月7日に先発デビューを果たした。あわやノーヒットノーランの快投を演じ、初先発初勝利をマーク。1年目からローテーションの一員になることを予感させる投球を見せてくれた。しかし、その後はプロの壁にぶつかり、3連敗を喫し1年目はこの1勝に終わっている。
また、ドラフト3位の床田寛樹選手は1勝をマークしたものの、4月に左ヒジを故障し離脱してしまう。わずか3試合の登板に終わってしまった。
高卒組で唯一となる一軍デビューを果たしたのが坂倉将吾選手だ。シーズン終盤に一軍昇格すると初安打、初打点をマーク。その後のファーム日本選手権でも本塁打を放つなど来シーズン以降の活躍に期待がかかる。
1位:加藤拓也選手(慶大、投手)
7試合/1勝3敗/防御率4.30
2位:高橋昂也選手(花咲徳栄、投手)
※一軍出場なし
3位:床田寛樹選手(中部学院大、投手)
3試合/1勝1敗/防御率5.19
4位:坂倉将吾選手(日大三、捕手)
3試合/打率.250/0本/2打点
5位:アドゥワ誠選手(松山聖陵、投手)
※一軍出場なし
6位:長井良太選手(つくば秀英、投手)
※一軍出場なし