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魅惑のナックルボールを投げる投手は誰がいる?

2017 12/30 20:07cut
ピッチャー
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Photo by wavebreakmedia/shutterstock.com

不規則に変化する魔球として知られているナックルボール。 はたして、どのような選手がナックルを操っているのだろうか。 この記事では、日米のナックルボーラーについて紹介する。

不規則変化のナックルボールとは?

ナックルボールの投げ方はさまざまだが、一般的には親指、小指で両脇からボールを挟み、3本の残った指をボールの上から突き立てる。投げる際に3本の指を解き放つ動作ではじき出すのだ。投じられたボールは、スピードは出ないが、ほぼ無回転でキャッチャーミットに進んでいき、空気抵抗の影響を受けホームベース付近で揺れ落ちるのだ。
2017年現在、日本ではナックルを主体として投球を組み立てる選手はおらず、メジャーリーグでも2名のみとなっており、希少価値の高い変化球となっている。

ナックルそしてスーパークイックの前田幸長選手

ロッテオリオンズ(現・千葉ロッテマリーンズ)、中日ドラゴンズ、読売ジャイアンツで活躍した前田幸長選手は、ナックルボール、そしてスーパークイックと呼ばれる高速モーションを売りとしており、19年間の現役生活で595試合に登板した投手だ。
彼の武器であるナックルボールは、通常のものとは異なり、回転を微妙にかけることで不規則な変化を生み出していた。ストレートと同じ軌道から変化するため、打者は戸惑い封じ込められていたのだ。
前田選手は巨人を退団後にメジャーリーグを目指して、トライアウトを経てマイナー契約を果たした。メジャー昇格の夢を果たすことはできずに現役を引退したが、彼のスーパークイックとナックルボールは球史に残り続けるだろう。

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