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【美食の国、讃岐】香川県出身の輝けるプロ野球選手たち


香川県

Photo by srattha nualsate / Shutterstock.com

瀬戸内海に面した四国の北東に位置する香川県。「うどん県」の愛称で有名だが、うどん以外にも豊かな自然で育まれた海の幸やフルーツ類、オリーブ、讃岐牛など、食の名産地でもある。 この記事では、そんな美食に囲まれて育った現役のプロ野球選手と、野球殿堂入りを果たした名手たちを紹介する。

侍ジャパン選出歴もある左腕のセットアッパー、松永昂大投手

香川県さぬき市出身の松永昂大投手は、2017年に千葉ロッテマリーンズで5年目を迎えたセットアッパーだ。小学3年生から野球を始め、中学時にはエースとして県大会を優勝している。高松商の在学時は、丸亀城西高や尽誠学園、寒川高などと県大会の代表を争ったが、甲子園出場はならなかった。
その後、関西国際大学、大阪ガスと進路をとり野球部で活躍。2012年のプロ野球ドラフトでマリーンズが指名権を得て入団となった。
プロ選手として初年度となる2013年から1軍で活躍、そのオフには台湾で開催された国際試合に日本代表として選出された実績がある。2014年には故障離脱もあったが、左投げのセットアッパーとしてチームの信頼を勝ち取っている。

心機一転で今シーズンを戦うタイガースの先発候補、秋山拓巳投手

阪神タイガースに所属する秋山拓巳投手は丸亀市出身。小学校入学直後から地元の少年団で野球を始めたが、3年生の時に愛媛県西条市へ転居した。引っ越し先の西条市でも野球を続け、小中学で全国区の活躍を見せていた。西条高時代はエースで4番という役割を担い、春と夏に1度ずつ甲子園出場を果たしている。
2009年のプロ野球選手ドラフトでタイガースから指名を受け入団、初年度となる2010年は8月に1軍で登板すると、チームとして24年振りとなる無四球完封勝利など計4勝を挙げた。
しかしそれ以降は好不調の波が激しく、2軍では好成績を残すも1軍では出場機会が限られるシーズンが続いた。2017年からは背番号を27から46に変更、心機一転を図ってシーズンに望んでいる。

勝負の2年目へ!社会人野球で努力を重ねてきた南川忠亮投手

南川忠亮投手は高松市出身の1992年生まれの選手。しかし、プロ野球選手としては今季で2年目とキャリアの浅い選手だ。小学3年生から野球を始め、中学まではキャッチャーを務めていた。県立高松工芸高から投手に転向、3年時には全国選手権の県大会で準決勝へ進出、高松商を相手に延長11回を2失点という力投を見せた。
高校卒業後はJR四国に入社し日本選手権や都市対抗野球などに出場、数々の個人賞を受賞した。それらの実績から2015年のプロ野球ドラフトで埼玉西武ライオンズの指名を勝ち取り、ついにプロ野球の世界へと足を踏み入れたのだ。
初年度の2016年は4月から1軍に昇格、4試合でリリーフを務め失点1と好投したが、チーム方針もあり以降は2軍で戦った。勝負の2年目は更なる活躍が期待される。

1軍のレギュラー奪取へ。剛速球に磨きをかける塹江敦哉投手

広島カープでプロ3年目を迎えた塹江敦哉投手は、前述の南川投手と同じ高松市の出身だ。小学3年生から野球を始めたが、学業専念を考え中高一貫の高松北中・高に進学した。ただ野球部には所属し続け高校から投手へ転向、4番打者も兼ねてチームの中心を担った。
甲子園の出場歴はないものの、球速150Kmを超えるストレートに注目したカープがドラフトで指名し入団に至っている。初年度の2015年は2軍で公式戦7試合に投げたほか、「侍ジャパン大学日本代表 対 NPB選抜」に出場した。2016年も大半を2軍で過ごしたが、チームが25年振りのセ・リーグ優勝を果たした後で1軍の登板機会を得ている。
最速159Kmの直球とスライダーを武器に、1軍定着を狙っている。

香川県出身のプロ野球選手を代表して、偉大な「怪童」をご紹介

2017年3月の時点で、香川県出身の現役プロ野球選手は上記4名となっている。しかし、プロ野球界でもひと握りにしか許されない野球殿堂入りを6名が果たしている。その6名から、現在の埼玉西武ライオンズで18年間の現役生活を送り、名監督、名コーチとして数々の選手を育てた中西太氏を紹介する。
高松市出身の中西氏は高校生の頃から「怪童」と呼ばれていた野球の天才だ。当時の西鉄ライオンズ三原脩監督と運命的な出会いを経て入団、1年目から驚異的な打撃力でチームの主軸となり、黄金時代の到来に貢献した。
プロ2年目でトリプルスリーを達成、これは現在も続くトリプルスリーの最年少記録だ。1959年の公式戦で右手を故障し、それ以降は代打としての出場が多くなっていったものの、生涯打率.307、長打率.553、本塁打王5度という抜群の成績を残した。

まとめ

現在、香川県出身の現役プロ野球選手は4名とやや寂しい人数だが、過去にはプロ野球界を代表するような名選手も輩出してきた。現在活躍中の4選手も、そしてこれからプロ野球界に進んでいく次世代の選手も、同郷の偉大な方々を追っていってほしい。

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