「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

兵庫県出身の現役プロ野球選手だけで侍ジャパンができそう!

2017 10/13 11:07出井章博
兵庫県
このエントリーをはてなブックマークに追加

Photo by srattha nualsate / Shutterstock.com

兵庫県は野球の盛んな地域の1つで、ボーイズリーグや高校野球でも強豪チームがひしめいている。それもあり、兵庫県出身の現役プロ野球選手は実力者ぞろい。侍ジャパンのメンバーができてしまいそうなぐらい豪華な顔ぶれだ。そこで今回は、兵庫県出身選手の中から、折り紙付きの実力者、そして今後の侍ジャパン入りもあり得る選手を紹介する。

侍ジャパンのエースに!田中将大選手

最初にあげるのは、田中将大選手だ。田中選手は兵庫県伊丹市の1988年11月1日生まれ。小中学時代は主にキャッチャーだった。
高校は野球留学で北海道の駒大苫小牧高校に進学すると、2年生の夏の甲子園優勝投手となった。3年生の夏には、現北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹選手との決勝での投げ合いが話題になった。

2006年のドラフトで楽天からドラフト1位指名され、入団。プロ1年目から活躍し、「マー君、神の子、不思議な子」と名将野村克也監督に言わしめた。2011年には19勝、2013年には24勝で最多勝を取っている。2014年からメジャーリーグのニューヨークヤンキースに入団。3年連続二けた勝利をあげている。

打てるショート!坂本勇人選手

田中将大選手と小学校時代にバッテリーを組んでいたのが、読売ジャイアンツの坂本勇人選手だ。小学校時代は坂本選手がピッチャーで田中選手がキャッチャーだった。兵庫県伊丹市出身で、1988年12月14日生まれ。高校は青森県の光星学院高校に野球留学している。
2006年のドラフトで読売ジャイアンツがはずれ1位で獲得。プロ2年目で開幕スタメンをつかむと、それ以後読売ジャイアンツの中心選手として活躍している。坂本選手は打てるショートとして知られ、2016年には.344で首位打者を獲得している。

ミスタートリプルスリー!山田哲人選手

ミスタートリプルスリーの山田哲人選手も兵庫県出身だ。兵庫県豊岡市で1992年7月16日生まれ。小中学校を兵庫県で過ごした後、高校は大阪の履正社高校に進学している。
2010年のドラフトでヤクルトスワローズにはずれ1位で入団。入団3年目に頭角を現すと、4年目の2014年に193安打を放つ。193安打は日本人右打者のシーズン記録だ。
翌2015年に打率.329、ホームラン38本、34盗塁でトリプルスリーを達成。さらに、翌2016年にも.304、ホームラン38本、30盗塁でトリプルスリーを獲得。走攻守3拍子揃ったセカンドだ。

鉄腕サウスポー!宮西尚生選手

兵庫県出身の鉄腕サウスポーと言えば、北海道日本ハムファイターズの宮西尚生選手だ。1985年6月2日生まれの兵庫県西宮市出身。高校は尼崎高校、大学も関西学院大学と地元校に進学した宮西選手。兵庫で生まれ、兵庫で成長した。
大学卒業後は、北海道日本ハムファイターズから2007年の大学・社会人ドラフトで3巡目指名を受け入団。1年目の2008年から2016年まで9年連続50試合以上登板している鉄腕サウスポーだ。2016年には39ホールドをあげ、最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得している。

兵庫県の淡路島出身!増田達至選手

西武ライオンズの増田達至選手は兵庫県の淡路島にある洲本市出身だ。高校も洲本市の柳学園高校に進学、その後福井工業大学に進学している。福井工業大学を卒業後は社会人野球のチームNTT西日本に行き、都市対抗野球や社会人野球日本選手権で活躍。
その活躍が認められ2012年のドラフトではずれ1位で西武に入団した。1年目からリリーフとして活躍、3年目の2015年には72試合に登板し、40ホールドをあげて、最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。2016年には抑えとして28セーブをあげている。

まとめ

兵庫県出身の現役プロ野球選手は日本代表侍ジャパンに選ばれるような選手がたくさんいる。田中将大選手は今やニューヨークヤンキースでもエースだ。そして、坂本勇人選手、山田哲人選手など打てる内野手が育っているのも興味深いだ。また、宮西尚生選手や増田達至選手のようなリリーフピッチャーが育っている。