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東京ヤクルトスワローズ・石川雅規 150勝&2500回までの軌跡

2017 10/13 10:05Mimu
野球ボール
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2015年には自身初のリーグ優勝も経験!

2012年、2013年は2桁勝利を逃したが、2014年には山田哲人選手のブレイクなどもあり、超強力打線が石川選手を援護。防御率は4.75だったものの、10勝10敗で3年ぶりの2桁勝利を達成した。さらに2015年にはチームの好調と自身の好調が重なり、13勝9敗 防御率3.31という好成績を残している。

この年といえば、9月の活躍が印象的だ。チームは巨人との熾烈な優勝争いを繰り広げていたのだが、石川選手はこのひと月の間に5戦登板し、そのすべてで勝ち星を記録。
特に巨人との直接対決では、自ら決勝タイムリーを放つほどであった。この活躍もあって、チームは2001年以来のリーグ優勝を達成。自身初の日本シリーズ出場を果たすこととなった。

翌2016年も8勝8敗とまずまずの成績を残す。ふくらはぎ痛で2度の登録抹消が影響し、規定投球回数にも到達しなかったが、それでも8月27日の阪神戦では9回途中2失点の好投を見せ、150勝を達成した。
惜しくもあと1人で完投勝利というところ、ヒットと四球で2人のランナーを出して降板。だが後を受けた秋吉亮選手がしっかりと抑えてくれたため、無事に150勝を達成した。

2012年:8勝11敗 172回2/3
2013年:6勝9敗 148回1/3
2014年:10勝10敗 165回
2015年:13勝9敗 146回2/3
2016年:8勝8敗 116回2/3

5年間合計:45勝47敗 749回1/3
通算(15年):152勝137敗 2436回1/3

まだまだチームには欠かせない存在

2017年はチームも自身もやや苦しんでいる。8月終了時点での成績は4勝12敗 防御率4.96。6月13日の楽天戦で2500投球回数を達成したものの、やはりこの成績は不本意だろう。
5月18日の巨人戦で3勝目を上げてから、8月22日の阪神戦で4勝目を挙げるまで、3か月以上も勝ち星のない時期もあった。それでも、ローテーションを守り続けるのだから本当に立派な投手だ。8月終了時までの通算成績は以下の通り。

2017年:4勝12敗 114回1/3
通算(16年):156勝149敗 2550回2/3

体が大きいわけでもなければ、ストレートが早いわけでもない。だがコントロールと多彩な変化球、そして投球術。これらがあればプロの世界で活躍できることを証明してきた。肩・肘の故障が少なく、長期離脱した時期がほとんどないのも大きい。
厳しい状況は続くが、この「小さな大投手」がふたたびチームに栄光をもたらす日を楽しみにしたい。

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