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投球フォームが変化!?阪神・秋山拓巳の成長の秘密とは

2017 10/13 10:05Mimu
野球 ピッチャー
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とうとう1軍で2桁勝利をあげた秋山拓巳

2009年ドラフト4位でタイガースに入団した秋山拓巳選手が、遂にブレイクを果たした。1年目から4勝3敗、さらに9月には無四球完封勝利をあげ、将来のエース候補として大きな期待を寄せられていた。
だが2年目以降は勝ち星に恵まれず、2010年から2016年までの7年間の成績は33試合(26先発)に登板し、6勝11敗 防御率4.97というもの。
2012年6月30日から、2016年9月16日までの約4年3か月、日数にして1539日もの間、1軍での勝利がなかった時期もあったほどだ。2軍では毎年のように好成績を残していたのだが、1軍では勝てていない時期が非常に長かった。

だが2017年の秋山選手は、8月終了時点で19試合に先発し、11勝4敗 防御率2.87という好成績を残している。特にコントロールは抜群で、ここまで125回1/3を投げ、四死球はたったの16個しか出していない。四球率は驚異の1.15だ。金本監督からも厚く信頼されている。今回はそんな秋山選手の成長の秘密に迫っていこう。

成長の秘密はストレート!しっかりとスピードと球威のある球に

秋山選手が以前と比べ、もっとも変わった部分は、やはりストレートだろう。1年目の秋山選手は、しっかりとコントロールされたストレートでゴロを打たせるピッチングをしていた。
だがコントロールを気にするあまり、2年目以降はフォームが全く固まらない日々が続き、いつしか球速も140㎞/h前半ほどになり、スピードも球威もないストレートしか投げられなくなってしまっていたのだ(それでも2軍では勝てていたのだから大したものなのだが)。

しかし今季はしっかりとスピードと球威のあるストレートを投げており、それがコースにズバッと決まるのだ。しばらく迷っていたフォームがようやく固まり、ストレートの球威が戻ってきたようだ。フォームを見てみると、腕の振り・腰のひねり・胸の張り・歩幅。以前と見比べると、そのほとんどに変化があるように思う。

そのきっかけとなったのは藤川球児選手のアドバイスだったという。2016年の8月頃、中継ぎとして待機していた秋山投手に対して「しっかりと腕を振って、球速を意識して投げてみろ」とアドバイスを送ったそうだ。
非常にシンプルなアドバイスであるが、これを実行した秋山選手は、この日の試合で見事に2回無失点2奪三振という成績を残している。だがそれ以上に、この試合で彼が得たものは大きかった。

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