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なぜ王選手の塁打数が意外にも伸びてないのか?塁打にまつわるアレコレ

2017 8/25 10:07cut
野球、バッター、スウィング
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「塁打」ってなに?

本塁打、安打、打点などと違い、タイトルがあるわけではない「塁打」。本塁打、二塁打といった単語の中に含まれているが、どのようなものなのかをまず説明したい。
塁打とは単打×1+二塁打×2+三塁打×3+本塁打×4で求められる打撃記録の一つだ。「塁打」と言う単語だけで使われることは少ない。
また、塁打を打数で割った数字が長打率となる。これは1打数で獲得することのできる期待値である。打率とは違い長打率は1を超えることがあり、1を超えると毎打数でホームに帰ってくる期待があると言うことになる。
「塁打」と言う単語が使われるのは長打率の計算が多くなる。

通算最多塁打はやはり王選手

プロ野球において通算塁打数は王貞治選手(元巨人)の5862塁打だ。9250打数で記録されており長打率.634となる。2位は野村克也選手(元西武他)の5315塁打(長打率.508)。続いて張本勲選手(元巨人他)の5161塁打(長打率.534)となっている。打撃タイトルではないこともあり、あまり知られていない記録の一つではあるが、やはり王選手が別格の数字だ。

その他の選手を見ても、本塁打を多く放つことのできる長打力のある選手が上位に名を連ねている。張本選手は日本記録の3085安打を記録しコンタクトヒッターのイメージも強いが、キャリアハイは34本塁打。通算でも504本塁打を放っている。

以下、門田博光選手(元ダイエー他)の4688塁打、金本知憲選手(元阪神他)の4481塁打、衣笠祥雄選手(元広島)の4474塁打と長きにわたって、現役として活躍した選手達が上位に顔を出す。これは打率と違い、積み上げ型の記録ということが影響を与えている。

現役選手を見渡してみると2016年終了時点で新井貴浩選手(広島)が3437塁打、阿部慎之助選手(巨人)が3382塁打とベテラン選手が上位をうかがっている。両選手ともに王選手の5862塁打まで2000塁打以上の数字が必要となり、トップまで上り詰めることは難しそうだ。

日米通算記録を見るとイチロー選手(マーリンズ)が5809塁打(日本:1889塁打、アメリカ:3920塁打)となっており、2017年シーズン中に王選手の記録(5862塁打)を更新する可能性がある。また、松井秀喜選手(元レイズ他)は日米通算で4714塁打(日本:2663塁打、アメリカ:2051塁打)となっており、門田選手に次ぐ歴代4位相当(イチロー選手除く)となっている。

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