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ドクターKの代名詞フォークボールを投げる投手は誰がいる?

2017 8/3 12:53cut
野茂秀夫
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Photo by Ryosuke Yagi

三振を奪うための決め球として使われる変化球としてフォークボールが挙げられる。 さて、そのフォークボールとはどのような球なのだろうか? 実況などでも耳にすることの多いであろうフォークボールについて説明する。

フォークボールとは?

日本でフォークボールを最初に投げ始めたのは、中日ドラゴンズの杉下茂選手であり、1950年代当時は「魔球」として扱われていた。杉下選手はフォークボールをプロ野球に広めた選手として有名で、「フォークボールの神様」として現代でも崇められている。
そのフォークボールの握りは、人差し指と中指の間にボールを挟み込む形となり、回転をかけずにストレートと同じような腕の振りを行い、放たれたボールは打者の手前で落下す。ストレートと同じ腕の振り、球の軌道から急激に落下するため、空振りを誘いやすくなるのだ。
ただし、捕手が捕りにくいというデメリットもあり、三塁に走者がいる際は投げる頻度が減少することが多くなっている。

「フォークボールの神様」杉下茂選手

「フォークボールの神様」こと杉下茂選手。1950年代に中日ドラゴンズのエースとして活躍し、最多勝を2回、最優秀防御率、最高勝率をそれぞれ1回獲得するなど通算で215勝をマークしている。その杉下選手の決め球がフォークボールだったのだ。
しかし、現在のフォークボーラーとは違い、各打者へ決め球として使うのではなく、見せ球として使うことが多く見受けられた。それでも打者は「いつフォークボールがくるのか?」と疑心暗鬼になり、打ち取られてしまっていたのだ。また、杉下選手は速球派で速球中心の投球ということもあり、変化球より速球を好んで投げていた。この魔球がさまざまな選手を経て現在につながっているのだ。

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