「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

宮城県出身の現役プロ野球選手はどんな選手がいるの?

2017 8/3 12:53WALKINGMAN
宮城県
このエントリーをはてなブックマークに追加

Photo by srattha nualsate / Shutterstock.com

2017年のプロ野球が開幕した。ファンの球団や好きな選手の日々の活躍の状況が気になる所だ。 特に地元出身の選手だと応援したくなるのではないだろうか。そこで今回は、宮城県出身の選手に注目してみた。 宮城県出身の現役プロ野球選手の一覧と主に活躍している選手を紹介する。 ※記事内の年齢は2017年4月時点。

宮城県出身の現役プロ野球選手(2017年度版)を紹介

宮城県出身の現役プロ野球選手を五十音順に並べてみた。
阿部俊人選手(東北楽天ゴールデンイーグルス・内野手)宮城県仙台市
伊藤祐介選手(福岡ソフトバンクホークス・投手)宮城県仙台市
岸孝之選手(東北楽天ゴールデンイーグルス・投手)宮城県仙台市太白区
今野龍太選手(東北楽天ゴールデンイーグルス・投手)宮城県大崎市
由規選手(佐藤由規選手)(東京ヤクルトスワローズ・投手)宮城県仙台市青葉区
橋本到選手(読売ジャイアンツ・外野手)宮城県仙台市(生まれは秋田県秋田市)
宮城県出身の現役プロ野球選手は、6名いた。宮城県を本拠地としている楽天に所属選手が多い印象だ。

故郷仙台に恩返しを FA宣言で楽天へ移籍 岸孝之選手

岸選手は、宮城県仙台市太白区出身、1984年12月4日生まれ(32歳)のピッチャー。東北楽天ゴールデンイーグルスに在籍している。
宮城県名取北高等学校、東北学院大学へ進学と地元の学校で活躍し、特に大学時代には、23勝11敗を挙げ注目された。2006年のドラフト会議で希望入団枠で西武へ入団。2014年には、13勝4敗、勝率.765で最高勝率のタイトルを受賞した。
長年西武のエースとして活躍したが、地元仙台への恩返しを考え、FA宣言にて楽天へ移籍。2017年4月9日のロッテ戦で6回1失点で移籍後初勝利を挙げている。
戦績は、4年間で226登板 103勝65敗1セーブ 防御率3.05 奪三振1243を記録している。

ケガとの戦いを経て復活が期待される逸材 由規選手

由規選手(佐藤由規選手)は、宮城県仙台市青葉区出身、1989年12月5日生まれ(27歳)でポジションはピッチャー。東京ヤクルトスワローズに所属している。
仙台育英学園高等学校3年生の時に甲子園で155km/h、日米親善試合で157km/hを記録するなど注目を浴びた。2007年のドラフト会議では、1巡目の指名で5球団の競合となりヤクルトに入団した。入団後は、主に右肩などの故障の影響で育成選手になるなど苦しいシーズンが続いている。
2011年3月11日の東日本大震災で高校の1年先輩でバッテリーを組んでいた斎藤泉さんの訃報を受け、4月27日の巨人戦で先発、勝利したウイニングボールを遺族の方々に届けると語った。またNHK東日本大震災復興応援ソング「花は咲く」では、ボーカルとして参加している。
戦績は、5年間で73登板 28勝29敗 防御率3.52 奪三振369を記録している。

激戦区の巨人の中でレギュラーを目指す 橋本到選手

橋本選手は、秋田県秋田市1990年4月28日生まれ(26歳)、宮城県仙台市育ち。外野手として読売ジャイアンツに所属している。
仙台育英学園高等学校時代に、甲子園に3度出場して打率5割を残すなど走攻守3拍子揃った選手として活躍した。2008年のドラフトで巨人から4位で指名を受け入団した。2014年に開幕スタメンへ初めて入り決勝の2点タイムリーを放つなど活躍し、同年は103試合に出場した。走攻守の中でも特に遠投120mの肩に自信を持っている。
戦績は、6年間で314試合 826打数198安打 打率.240 8本塁打 73打点 28盗塁を記録している。

高い身体能力のユーティリティープレーヤー 阿部俊人選手

阿部選手は、宮城県仙台市出身、1988年12月23日生まれ(28歳)。東北楽天ゴールデンイーグルスに所属する内野手だ。
宮城県仙台市で生まれ、花咲徳栄高等学校、東北福祉大学へ進学し、大学4年生の時に主将も努めた。走攻守三拍子揃った選手で2010年の仙台六大学野球秋季リーグ戦では、打率.424、12盗塁を記録し、チームの優勝に貢献した。
2010年にドラフト3位で楽天の指名を受け入団した。守備力が高く、二塁手、遊撃手、三塁手を守れるユーティリティープレーヤーだ。
戦績は、6年間で215試合 256打数54安打 打率.211 12打点 8盗塁を記録している。

まとめ

宮城県出身の現役プロ野球選手は、6名いた。東北楽天ゴールデンイーグルスが本拠地としており、6名中3名が楽天所属の選手だった。 宮城県は、全国の中では現役プロ野球選手が少ない方かもしれないが、仙台育英学園高等学校、東北高等学校、東北福祉大学などの強豪校があるので、今後もプロ野球選手の輩出が期待される。