球界待望の「打てる捕手」への期待が掛かる!森友哉選手|【SPAIA】スパイア

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球界待望の「打てる捕手」への期待が掛かる!森友哉選手


大阪桐蔭で春夏連覇

大阪出身の森友哉選手は中学時代に堺ビッグボーイズに所属していた。このチームは世代こそ違うが、筒香嘉智選手も在籍していたチームである。その後、甲子園の常連、大阪桐蔭高校へ進学した森友哉選手。
1年時から正捕手としてレギュラーを掴むと2年(2012年)春のセンバツでは藤浪晋太郎選手(現阪神)とバッテリーを組み全国制覇を達成する。

森選手も打率.444(18打数8安打)、1本塁打と活躍し打者としても大きく貢献。夏の選手権でも打率.400(20打数8安打)、2本塁打をマークし春夏連覇の原動力となった。また、2年生ながら日本代表に選ばれベストナインも獲得している。藤浪選手らが卒業すると主将となり再び春のセンバツへと出場。
初戦で5打数4安打3打点と勝利に貢献。春夏春の三連覇へ向けて好発進した。しかし、次戦を右ふくらはぎ痛によって欠場し敗戦。3連覇の夢は打ち砕かれた。

最後の夏も打率.500(12打数6安打)、2本塁打と結果を残し「打てる捕手」として注目を浴びた。3年時もU18世界選手権に出場。打率.406(32打数13安打)、1本塁打の成績で2年連続でベストナインに輝いている。

この活躍で桐光学園高校・松井裕樹選手(現楽天)とともに、高校生ではトップクラスの評価を得てドラフト会議へ挑むことになった。

ドラフトではまさかの一本釣り

2013年のドラフト会議は高校生、大学生、社会人と各世代に目玉選手が揃っていた。社会人は東京ガスの石川歩選手、大学生は九州共立大学の大瀬良大地選手、高校生は桐光学園高校の松井裕樹選手、そして森選手だ。

4選手が1位競合確実とされており各球団の駆け引きが注目されていた。なかでも、森選手は西武、そして高校時代にバッテリーを組んだ藤浪選手の所属する阪神も1位指名することが予想されていた。

1位入札では松井選手に人気が集まり日本ハム、DeNA、ソフトバンク、中日、楽天の5球団が競合。石川選手にロッテと巨人が入札。大瀬良選手にヤクルト、広島、そして森選手を指名すると予想されていた阪神が入札を行った。その結果、松井選手は楽天、石川選手はロッテ、大瀬良選手は広島が交渉権を獲得。揃って入団を果たしている。

一方、森選手に入札を行ったのは西武のみとなり、まさかの一本釣りだった。「打てる捕手」として注目され名門・大阪桐蔭高校で春夏連覇をしたにも関わらず、170センチという低身長がネックとなったのか、1位指名は11球団から回避された。

森選手は交渉権を獲得した西武へ入団。強肩強打の捕手として大きな期待をかけられることとなった。

打てる捕手としての第一歩

2013年のドラフト1位で西武から指名され入団を果たした森選手。開幕一軍を果たすことはできなかったが、後半戦開始直後の7月末にプロ初出場を果たすとシーズン終了まで一軍に帯同。デビュー戦で初打席初安打を放つと、翌日の試合では代打で二塁打を放ち2打席連続安打。ドラフト制以後、西武では初の高卒新人が初打席から2打席連続安打となった。

また、8月14日のオリックス戦で代打本塁打を放つと、この試合から3試合連続本塁打。この本塁打はレフト、センター、ライトと3方向に打ち分けられており、打撃センスの高さを見せつけてくれた。このように森選手は、デビュー早々に大きなインパクトを残している。

9月半ばにはスタメンでの出場も多くなり、打率は下がったもののシーズンを通して41試合に出場。打率.275、6本塁打、15打点と高卒1年目の選手として十分な成績を残している。

この年は41試合の出場中、捕手として24試合に出場。「打てる捕手」としての第一歩を踏み出し、翌年から守備の炭谷選手、打撃の森選手としてどう起用するかファンの間でも注目を集めていた。

捕手としての出場がなかった2年目

1年目(2014年)から41試合に出場し6本塁打を放った森選手は待望の「打てる捕手」として育てられると思われていた。しかし、2年目となる2015年に森選手は1試合も捕手としての出場がなく、主に指名打者としての出場だった。

これは、田辺徳雄監督の方針によるもので、森選手の打撃を最大限に生かすためのものだった。交流戦においてセ・リーグの本拠地では右翼の守備にもついている。捕手としての守備力が高い炭谷選手を起用しながらも、森選手の打撃力を使うための措置でもあった。森選手は出場機会が大幅に増え、138試合、打率.287、17本塁打、68打点と高卒2年目として文句ない成績を残している。

オールスターゲームでは最多得票を獲得し指名打者部門でファン投票選出。19歳での最多得票は史上最年少となっている。試合でも第2戦に代打本塁打を放つスター性を発揮。オールスターで10代の選手が本塁打を放ったのは清原和博選手(元オリックス)以来だった。

2年目、打撃面で大きな活躍を見せた森選手ではあったが3年目(2016年)に再び転機が訪れることになる。

辻監督は捕手一本宣言!

2016年シーズンの森選手は開幕から一軍帯同。指名打者、右翼など捕手以外での起用となった。開幕からおよそ1ヶ月間で打率.209、1本塁打、5打点と打撃で結果を残すことができずに4月中旬に登録抹消。1ヶ月間の間、二軍調整となった。

5月末に再び一軍へ戻った森選手は交流戦で調子を取り戻す。復帰から3週間後の6月24日には1試合2本塁打を放ち打率.320、4本塁打、13打点と調子を上げてきた。

指名打者、右翼での出場が続いていた森選手だが、8月の半ばからは2年ぶりにマスクを被り捕手としても出場。22試合で先発マスクを任された。この年の森選手は1カ月の抹消があったことで、規定打席には届かなかったものの107試合、打率.292、10本塁打、46打点の成績を残している。

シーズン終了後に田辺監督から辻発彦監督へと代わることが発表され、森選手の起用法が注目された。辻監督は監督就任後に「森は捕手で考える。炭谷との競争は始まっている」と発言。森選手を捕手として起用し正捕手であった炭谷捕手と競わせレギュラーは開幕までに決める方針だった。

しかし、開幕前に行われたキューバとの強化試合で死球を受け戦線離脱。戦わずして正捕手の座を炭谷選手へと譲る形となった。球界待望の「打てる捕手」としての期待がかかる森選手。次回のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンの正捕手として活躍するためにも、まずはチームで正捕手を奪取してもらいたい。

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