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高校ビッグ3からロッテの柱を目指す唐川侑己選手

2017 8/3 12:07cut
野球ボール,グローブ
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2度の甲子園出場で快投

千葉県成田市出身の唐川侑己選手は、地元の成田高校から千葉ロッテマリーンズへ2007年に入団。2017年現在も先発投手として活躍している。
その唐川選手は成田高校時代、1年時から素材を買われベンチ入りを果たしていた。初めての甲子園は、2年生となった2006年春のセンバツだ。下級生ながら背番号「1」を背負いエースとしてチームを引っ張っている。
その初戦、唐川選手は徳島県・小松島高校相手に奪三振10の完封勝利をマークし、この快投で知名度が上がり全国的にその名が知れ渡ることになった。2回戦の神港学園戦でも2失点完投をマークするが、味方の援護がなく0-2で敗戦。初めての甲子園はここで終わってしまう。
唐川選手が再び、甲子園のマウンドに戻ってきたのは1年後のセンバツだった。2年連続で春のセンバツ出場となった成田高校は、初戦で広島県・広陵高校と対戦。広陵高校のエースは野村祐輔選手(現広島)、捕手は小林誠司選手(現巨人)だった。
後にプロ入りを果たすことになる両投手の投げ合いは延長にもつれ込み、1-1で迎えた延長12回表、広陵高校は1点を勝ち越しに成功。その裏を野村選手が0点に抑え唐川選手は涙をのんだ。
最後の夏は甲子園に出場することができず、春のセンバツが最後の甲子園となってしまう。大きな実績を甲子園で残すことができなかった唐川選手。しかし、プロのスカウトから注目されており、ドラフトの目玉とされていた。

高校ビッグ3として注目された2007年ドラフト会議

2007年の高校生ドラフトでは唐川選手、大阪桐蔭高校の中田翔選手、仙台育英高校の佐藤由規選手(現由規)の3人が「高校ビッグ3」と呼ばれ大きな注目を集めていた。
1巡目の入札では中田選手に4球団(オリックス、阪神、ソフトバンク、日本ハム)、佐藤選手に5球団(ヤクルト、楽天、横浜、中日、巨人)、唐川選手に2球団(広島、ロッテ)と3選手に指名が集中。
この年は裏金問題もあり西武の指名権が剥奪されていたために、入札可能な11球団全てが 「高校ビッグ3」を指名したことになる。
抽選の結果、中田選手は日本ハム、佐藤規選手はヤクルト、唐川選手はロッテが交渉権を獲得。3選手ともに入団を快諾し甲子園の舞台から戦いの場をプロ野球へと移すことになった。
ロッテで唐川選手の同期入団は大学生社会人ドラフト4名、高校生ドラフト2名、育成ドラフト5名の合計11名だ。そのなかで2017年現在も現役を続けているのは、唐川選手の他に高校生ドラフトで4巡目指名の阿部和成選手ただ一人である。その他の選手は全員、現役を引退している。

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