高校ビッグ3からロッテの柱を目指す唐川侑己選手|【SPAIA】スパイア

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高校ビッグ3からロッテの柱を目指す唐川侑己選手


2度の甲子園出場で快投

千葉県成田市出身の唐川侑己選手は、地元の成田高校から千葉ロッテマリーンズへ2007年に入団。2017年現在も先発投手として活躍している。
その唐川選手は成田高校時代、1年時から素材を買われベンチ入りを果たしていた。初めての甲子園は、2年生となった2006年春のセンバツだ。下級生ながら背番号「1」を背負いエースとしてチームを引っ張っている。
その初戦、唐川選手は徳島県・小松島高校相手に奪三振10の完封勝利をマークし、この快投で知名度が上がり全国的にその名が知れ渡ることになった。2回戦の神港学園戦でも2失点完投をマークするが、味方の援護がなく0-2で敗戦。初めての甲子園はここで終わってしまう。
唐川選手が再び、甲子園のマウンドに戻ってきたのは1年後のセンバツだった。2年連続で春のセンバツ出場となった成田高校は、初戦で広島県・広陵高校と対戦。広陵高校のエースは野村祐輔選手(現広島)、捕手は小林誠司選手(現巨人)だった。
後にプロ入りを果たすことになる両投手の投げ合いは延長にもつれ込み、1-1で迎えた延長12回表、広陵高校は1点を勝ち越しに成功。その裏を野村選手が0点に抑え唐川選手は涙をのんだ。
最後の夏は甲子園に出場することができず、春のセンバツが最後の甲子園となってしまう。大きな実績を甲子園で残すことができなかった唐川選手。しかし、プロのスカウトから注目されており、ドラフトの目玉とされていた。

高校ビッグ3として注目された2007年ドラフト会議

2007年の高校生ドラフトでは唐川選手、大阪桐蔭高校の中田翔選手、仙台育英高校の佐藤由規選手(現由規)の3人が「高校ビッグ3」と呼ばれ大きな注目を集めていた。
1巡目の入札では中田選手に4球団(オリックス、阪神、ソフトバンク、日本ハム)、佐藤選手に5球団(ヤクルト、楽天、横浜、中日、巨人)、唐川選手に2球団(広島、ロッテ)と3選手に指名が集中。
この年は裏金問題もあり西武の指名権が剥奪されていたために、入札可能な11球団全てが 「高校ビッグ3」を指名したことになる。
抽選の結果、中田選手は日本ハム、佐藤規選手はヤクルト、唐川選手はロッテが交渉権を獲得。3選手ともに入団を快諾し甲子園の舞台から戦いの場をプロ野球へと移すことになった。
ロッテで唐川選手の同期入団は大学生社会人ドラフト4名、高校生ドラフト2名、育成ドラフト5名の合計11名だ。そのなかで2017年現在も現役を続けているのは、唐川選手の他に高校生ドラフトで4巡目指名の阿部和成選手ただ一人である。その他の選手は全員、現役を引退している。

高卒1年目にデビュー3連勝

プロ1年目となる2008年、唐川選手は高卒ルーキーながらシーズン序盤の4月に初先発を任される。相手は福岡ソフトバンクホークスだった。試合では先頭打者の川崎宗則選手からプロ初三振を奪うと、7回まで無失点投球。唐川選手はデビュー戦を7回無失点、5奪三振で初白星をマークする。これは、平成生まれのプロ野球選手初勝利でもあった。

2戦目、3戦目も好投を見せた唐川選手はデビューから3連勝。3試合の防御率は1.13と高卒新人とは思えぬ活躍を見せ、連勝記録がどこまで伸びるかも注目されていた。

しかし、ここから唐川選手はプロの壁にぶつかることになる。味方打線の援護もあり黒星こそ付かなかったが、2戦続けて5回もたずにノックアウトし、6月中旬に登録を抹消され二軍調整となるのだ。

調整期間を経て7月上旬に一軍再昇格を果たした唐川選手は再び2連勝。しかし、これが1年目における最後の白星となってしまう。1年目はデビューから3連勝を飾ったものの、15試合で5勝4敗、防御率4.85の成績となった。

3連勝後に勝ち星が伸びず平凡な成績に終わってしまったが、高卒ルーキーとしては上々の1年だった。

また、ビッグ3として期待された中田選手は一軍出場がなく、佐藤選手は6試合に登板し2勝1敗、防御率4.55の成績だった。

2011年に初の二ケタ勝利

高卒1年目で5勝を挙げ、2年目以降の飛躍を期待された唐川選手は2年目(2009年)の5月に初完封勝利。順調に階段を上るかに見えたが、規定投球回にわずか2死届かず5勝(8敗)、防御率3.64と3つの負け越しに終わってしまう。
3年目(2010年)は試合中のアクシデントによる骨折もあり、登板試合数は11へと減少。しかし、6勝3敗、防御率2.71と数字面では成長を遂げた。
迎えた4年目(2011年)のシーズンに唐川選手は大きな飛躍を遂げる。黒星スタートとなったものの、2戦目から4連勝。6月から7月にかけても再び4連勝をマークし、前半戦で8勝2敗の成績を残す。この活躍もありオールスターゲームにも出場を果たしている。
後半戦は8月に3連敗を喫するなど数字を落としたが、シーズンを通してローテーションを守り24試合、12勝6敗、防御率2.41と入団以来の最高の成績を残した。
5年目(2012年)のシーズンも前半戦で8勝2敗、防御率2.66と好成績を残したが故障により戦線離脱し、7月5日の試合がシーズン最終登板となってしまった。
このように4年目、5年目のシーズンで唐川選手は開花しエースへの期待が高まった。

長いスランプへ

2011年、2012年と好成績を残し、柱となることを期待された唐川選手。2013年は1年間ローテーションを守り9勝(11敗)をマークする。チーム最多勝でもあり、唯一の規定投球回到達となった。プロ入り7年目となる2014年シーズンは、自身の初登板から5連敗を喫し、5月中旬に二軍降格。7月に再昇格を果たした初戦で8回無失点の好投を見せ、シーズン初勝利をマークし復調したかに見えた。
しかし、以降も勝ち星は伸びずに4勝9敗、防御率4.66と球団首脳陣、ファンの期待を大きく裏切ってしまった。2015年(5勝4敗)、2016年(6勝6敗)も勝ち星は伸びずに停滞。チームは2年連続でクライマックスシリーズに進出したものの、波に乗りきれなかった。
10年目のシーズンとなる2017年。「高校ビッグ3」としてドラフト時に唐川選手と共に注目を浴びた中田選手は、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表として活躍。チームでも主軸として常に注目を浴びている。また、由規選手は肩の故障で育成落ちしていたが、2016年に支配下復帰してからは先発の役割を任されている。「高校ビッグ3」と呼ばれた意地に賭けて唐川選手も復活を果たしたい。

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