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一気に見せます!東北楽天ゴールデンイーグルスの珍場面5選

2017 7/10 10:25tomon
野球ボール,ⒸShutterstock.com
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Photo by Evgenii Matrosov/Shutterstock.com

梨田監督率いる東北楽天ゴールデンイーグルスは、2004年に発足したばかりの新しい球団で、創立9年目の2013年にはプロ野球史上5番目に早いスピード優勝を成し遂げている。 そんな歴史の浅いイーグルスにも、少なからず、とっておきの珍アクシデントやハプニングがある。

試合後の花火大会が延長戦でまさかの順延

2015年5月21日の日本ハム戦は、試合終了後に「第1回楽天イーグルス花火大会」行う予定だったため、2時間早い16時から開始された。
しかし、試合は延長戦となり、なんと試合が終わったのは21時40分だった。そのため、周辺の迷惑や選手の移動を考慮して花火大会は延期となった。
お客さんや選手の中には、残念がっている人が数多くいた為、リベンジで7月11日のデーゲームのオリックス戦の後に開催された。試合を観戦した人や市民約15000人が、見事な3000発の花火に魅了された。

東日本大震災の影響で甲子園球場でパリーグ初の開幕試合

当初、3月25日のKスタ宮城でのロッテ戦で、創設以来初の記念すべき本拠地開幕戦を迎える予定だったが、3月11日に発生した東日本大震災の影響で、本拠地のKスタ宮城が破損により使用不可となったため、セパ両リーグの開幕戦が4月12日に延期された。
その後、練習やオープン戦が再開、試合後には募金活動が行われ、4月2日、3日は12球団によりチャリティー試合も開催された。Kスタ宮城の補修工事のため、当分の間は関西の球場で主催試合が行われることになり、その初の主催試合が4月15日に阪神甲子園球場でのオリックス戦だった。

寒さから身を守るための平日デーゲーム敢行

2007年4月3日~ 5日のフルキャストスタジアム宮城での日本ハムとの3連戦は、本拠地開催では極めて異例の平日デーゲームとなった。なぜなら、4月上旬の宮城県はまだまだ寒く、雪が舞うこともあり、この時期のナイターとなると気温が氷点下になることも考えられ、選手はもちろん観客の寒さによる健康被害が心配されたからだ。
その結果は、春休みで学生たちがたくさん詰めかけ、気温も高かったので、全試合とも1万人を超える大盛況だった。翌2008年4月1日~3日もロッテとの3連戦がデーゲームで開催され、特に3戦目は高卒新人投手の田中将大選手が登板したため、約1万8千人ものファンでにぎわった。

たった1球の死球が3人に命中!

歴史に残る大珍事は、2015年5月10日の福岡ソフトバンクホークス戦で起こった。
2回表、ソフトバンクのスタンリッジ投手の内角寄りに投げた球が、楽天のペーニャ選手の足元に当たった。すると、球は鶴岡捕手の左腕に命中し、さらに杉本球審の胸元にも直撃したという大珍事となったのだ。
ここで、さらなる珍場面は、143kmの球に当たったペーニャ選手の何事もなかった様子とは裏腹に、他の2人は倒れ込んで必死に痛みと戦っていたことだ。助っ人外人は、流石である。このようなアクシデントでもたくましい。

球団史上初の警告試合宣告後の「危険球退場」

2007年6月11日の東京ヤクルトスワローズとのセ・パ交流戦で、ヤクルトの遠藤政隆投手が、楽天のリック・ショート選手と山崎武司選手に死球を与えたため、両チームの選手がベンチから飛び出して乱闘騒ぎとなった。
そのため、球審から警告試合宣言が出され、試合は緊迫したムードとなる。その後、今度は楽天の松本輝投手がヤクルトの城石憲之選手に死球を与えたため、球審は先ほどの報復とみなし、松本輝投手を「危険球退場」させた。

まとめ

まだまだ若い球団の東北楽天ゴールデンイーグルスだが、珍アクシデント、ハプニングは既に少なくはない。 ここ数年、チームは低迷を続けているが、2017年はどんなハプニングが会場を盛り上げてくれるだろうか。成績と共に、ファンを盛り上げる珍プレー、好プレーに期待したい。