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東北楽天ゴールデンイーグルスの奇跡!田中将大の24連勝を振り返る


東北楽天ゴールデンイーグルス,Koboパーク宮城

出典 Eaglefire

東北楽天ゴールデンイーグルスの奇跡といえば、やはり田中将大選手の24勝だろう。 楽天ファンのみならず、すべてのプロ野球ファンの心に刻まれている記録なのではないだろうか。 今回はその軌跡を、さまざまな数字で分析しながら振り返っていこう。

42イニング連続無失点

田中将大選手の記録といえば、やはり24連勝という数字の方に目が行きがちだが、実はそれ以外にもたくさんの素晴らしい数字を残してきた。
その1つが「連続イニング無失点記録」だろう。シーズン中盤は圧巻の成績を残していたが、その中でも6月9日の巨人戦から7月16日のオリックス戦の途中まで、何と一切の失点がなかったのだ。期間にすれば約1ヶ月半、イニングで数えれば42イニング、相手に得点を与えることはなかった。
ちなみに無失点というのは、自責点にはならないエラーがらみの失点なども一切なしということだ。本当に1点も取られなかった。

得点圏での被打率が極端に低い

とはいえ、すべての試合で圧倒的な成績だったわけではない。特にこの期間中で言えば7月2日のロッテ戦などは非常に危ない試合であった。この日は8回を投げて無失点に抑えたのは良かったのだが、9安打を打たれ、何度も得点圏にランナーを進められた。しかし、見る人が見れば、この試合こそ2013年の田中将大選手の真骨頂なのかもしれない。

実はこの年の田中将大選手は、得点圏での被打率がなんと.159しかなかった。ちなみに、2012年の得点圏被打率は.207。何と5分も数字を良化させてきた。数字が小さいのでイメージしにくいかもしれないが、5分というと相当な数字だ。.300の打者が.350を打てるようになったと考えると、どれほど凄いことかが分かっていただけるだろうか。

田中将大選手が「ピンチになるとギアを1段階上げる」という話はよく耳にしてきたが、まさにこの数字がそれを物語っている。

力を抜いたピッチングで打たせて取るスタイルへ

なぜここまで得点圏での被打率を抑えることができたかというと、それは「力を抜く」ことを覚えたからだと、恩師の野村克也さんは語っている。

それまでの田中将大選手は、もちろん素晴らしいボールを投げていたのだが、どんな時でも全力での投球を心がけていたことが裏目に出てしまうことがあったそうだ。さらに、スプリットやスライダーなどの早い変化球が中心だったため、目が慣れてきた相手に痛打されてしまう場面も目立っていた。実際に2013年のWBCでは、奪三振は非常に多かった反面、中継ぎで複数イニングを投げて痛打を浴びる場面も多く見られた。

しかし、2013年のシーズンに入ると、うまく「力を抜く」ことで、ピンチの時にその投球をガラッと変えられる余裕ができたそうだ。実は奪三振率は2012年の8.79から7.77へと下がってしまったのだが、おそらくこれが「力を抜く」ピッチングで打たせて取ることができている証拠なのではないだろうか。

援護率も高かった2013年

しかし、やはりこれだけの要素がそろっていても、24勝0敗などという成績はそうそう残せないはずだ。やはり「強運」を持ち合わせていたというのが、田中将大選手の凄いところだろうか。この年の援護率は、何と6.08。援護率が低いことで知られる2016年の菅野智之選手(巨人)が2.88だったことを考えると、何と2倍以上もの援護をもらっているのだ。

実は4月中には少し危なげなピッチングをした試合もあった。特に26日のオリックス戦では被安打15という2013年ではワーストの内容。しかし9点もの援護点をもらうと、何とか3失点にまとめ、勝利投手となっている。中盤以降は圧巻のピッチングが続いていたが、たくさんの援護点ももらっており、これらが組み合わさったからこその24勝だったと言えるだろう。

3つの記録でギネス認定へ

ちなみに2013年のシーズン成績は24勝0敗1Sだが、連勝自体は前年から継続されており、それも含めると28連勝になる。さらにポストシーズンの2勝も合わせれば、合計で30連勝。この3つの記録(1シーズンでの連勝記録、シーズンをまたいでの連勝記録、ポストシーズンを含めての連勝記録)は世界記録であり、ギネスにも認定されるほどの記録だ。

残念ながら日本シリーズの第6戦で土をつけられているので、ポストシーズンを含めたすべての登板試合での連勝記録は30でストップしている。しかし、メジャーへ移籍後はデビューから6連勝を記録し、3シーズンにまたぐ連勝記録は34まで伸ばした。

まとめ

さまざまな角度から数字を分析してきたが、やはり24連勝というのは、実力はもちろんのこと、それに加えて運が奇跡的なバランスで保たれていたからなのだと思う。 はたしてこれを超える記録を残す投手は現れるのだろうか。 それとも田中将大選手自身がメジャーの舞台で自身の記録を更新するという展開もあったりするのだろうか。

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