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98年の奇跡の産物!横浜DeNAベイスターズ史上最高の打線とは


横浜DeNAベイスターズ,横浜スタジアム

出典 DX Broadrec

まだ横浜DeNAベイスターズになる前の1998年。高打率を残せる選手たちが並び、本塁打は少なくても数々の投手を打ち砕いた。 今回は、そんなベイスターズの奇跡の産物・マシンガン打線を紹介していく。

当時最高の打率を残したマシンガン打線

マシンガン打線は、1998年の日本一の原動力になったのはもちろん、99年にはチーム打率.294という当時の日本記録を残した。2003年にダイエーホークスが.297という数字を残して記録は更新されたが、いまだに日本2位の記録だ。 1番の石井琢朗選手から始まり、1度繋がるとまったく止まらない恐怖の打線。マシンガン打線が残してきた象徴的な試合を振り返っていきたい。

敗色濃厚の試合が一気に分からなくなる!?

1998年7月15日に行われた巨人戦。この日はマシンガン打線を象徴する試合となった。先発・斉藤隆選手がまったくピリッとせず、初回から3失点どころか、3回には桑田真澄選手にフェンス直撃のタイムリー2塁打を打たれ、この時点で1‐7と大きくリードを広げられていた。

しかし4回の裏、突如ベイスターズに流れがくる。駒田徳広選手、佐伯貴弘選手、谷繁元信選手の連続ヒットで満塁とすると、万永貴士選手がライト前にタイムリーを放ち、2-7とする。ここからマシンガン打線の本領発揮され、代打・荒井幸雄選手レフト前→石井琢朗選手センター前→波留敏夫選手センター前と続き、あっという間に7連打で一挙5点、一気に1点差まで詰め寄った。

つないでつないで最後はサヨナラ!

しかし7回表、再び巨人の反撃にあう。松井秀喜選手にバックスクリーンにソロ本塁打、さらに村田真一選手にもタイムリーを浴び、6-9。またも苦しくなったかと思われた。しかし、マシンガン打線もすかさず反撃に出る。その裏、先頭の鈴木尚典選手がお返しとばかりにバックスクリーンにソロ本塁打を放ち7-9とすると、一死後に駒田選手、佐伯選手が連続ツーベースを放ち8-9、再び1点差に詰め寄る。さらに万永選手も続き、1・3塁にチャンスを広げると、代打・中根仁選手がレフト前に運び、ついに9-9の同点に追いつくのだ。

8回表、今度は巨人の高橋由伸選手がスリーランを放ち、また離されたかと思いきや、その裏にロバート・ローズ選手がタイムリー、そして佐伯選手がライトスタンドへツーランホームラン。取られた3点をすぐに取り返し、12-12の同点に追いつくのだ。結局この試合は波留選手のサヨナラタイムリーで試合終了となったが、両軍合わせて40安打25得点という、何とも言えない乱打線になった。しかし、巨人の3本塁打に対し、ベイスターズは1本だけというのが、マシンガン打線を象徴している試合と言えるだろう。

日本シリーズでも止まらないマシンガン

日本シリーズも印象的な試合があった。10月24日、西武ドームで行われた第5戦でのこと。初回から打線の調子が良く、いきなり石井琢朗選手がヒットで出塁すると、ロバート・ローズ選手のタイムリーも飛び出し、幸先よく先制。

ここからベイスターズのマシンガンが止まらなくなり、4回までで7得点を挙げ、7-2と西武を圧倒してしまった。5~7回は両者無得点だったため、試合も落ち着くのかなと思いきや、8回・9回にはさらなる衝撃が待ち受けていた。

打ちに打ったり17得点!20安打は新記録

8回、再び打線が目覚めると、 石井琢朗選手ヒット→ロバート・ローズ選手四球→駒田選手タイムリー→佐伯選手タイムリーツーベースの連打 でさらに3点を追加してしまう。これで10-2、その裏には2本塁打で3点を返されてしまうが、それでも10-5だ。9回には大魔神・佐々木主浩選手がいるので、ほぼベイスターズの勝ちは確定された。

しかし、ベイスターズ打線は9回にも爆発してしまうのだ。 代打・荒井幸雄選手のヒットを皮切りに、石井琢朗選手四球→波留選手タイムリー→鈴木尚典選手タイムリーツーベース→ローズ選手本塁打の攻勢で一挙6得点。さらにランナーなしから、駒田選手ヒット→佐伯選手スリーベース でこのイニング7点目を加え17-5。何と20安打で17得点という記録を打ち立ててしまったのだ。

この20安打というのは、いまだ日本シリーズ記録。また17得点をあげながら本塁打が1本だけというのは、後にも先にもこの試合しかない。

まとめ

2016年、クライマックスシリーズを達成したベイスターズ。けれど、奇跡という意味では1998年が記憶に残っている。 2017年シーズンは、この奇跡を超えられるか、ファンからの期待度は高い。

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