所属チームすべてで活躍する超人!?糸井嘉男選手|【SPAIA】スパイア

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所属チームすべてで活躍する超人!?糸井嘉男選手


近畿大学で大ブレイクした糸井嘉男選手

現在、阪神タイガースで活躍する糸井嘉男選手は、野村克也元東北楽天ゴールデンイーグルス監督と隣町の京都府与謝郡与謝野町の出身だ。中学、高校は無名で甲子園にも縁がなかった糸井選手は、京都府立宮津高校を卒業後に近畿大学へと進学する。

近畿大学では元楽天の中村真人選手、元ロッテの田中雅彦選手らと共に活躍し、関西六大学野球連盟春のリーグ戦でMVP、ベストナイン、最優秀投手の三冠に輝いた糸井選手。この活躍でドラフト候補として注目されるようになった。

糸井選手は2003年のドラフト会議で「投手」として注目され、自由獲得枠を用い北海道日本ハムファイターズへと入団を果たした。

投手から野手への転向

糸井選手は2003年のドラフトで、近畿大学から北海道日本ハムファイターズへと入団した。その当時、糸井選手は現在のような野手ではなく、投手としての指名だった。投手としてもドラフト上位の実力があったからこそ、自由獲得枠での入団となったのだ。

即戦力として期待されながら入団した糸井選手は、ルーキーイヤーとなる2004年に一軍昇格はかなわなかった。翌2005年も一軍での登板機会はなく、ファンの期待を大きく裏切ることになってしまう。

しかし、3年目の2006年シーズン序盤に投手から野手へと転向すると実力を発揮し、二軍で52試合で打率.306、8本塁打、27打点、8盗塁の成績を残す。規定打席には到達しなかったものの、野手転向1年目で打率3割をマークし期待を抱かせてくれた。

この投手から野手への転向が糸井選手の運命を変えた。4年目のシーズンとなる2007年に初めて一軍昇格を果たすと、2008年には63試合に出場、2009年にはレギュラーとなり、131試合で打率.306と一軍でも3割を残すようになった。以降、日本ハムの中心選手として糸井選手は、2012年シーズンまで4年連続で打率3割をマークすることになるのだ。

衝撃のトレード

糸井選手といえば2012年オフに行われた世紀の大トレードが印象に残る。2012年シーズンに糸井選手は、134試合に出場し打率.304、9本塁打、48打点、22盗塁、出塁率.404の成績で最高出塁率のタイトルを獲得した。年俸が1億9000万円(推定)であった糸井選手は球団との交渉で1000万円アップの2億円(推定)を提示され保留。2回目の交渉からは代理人をつけて交渉に臨んだが不調に終わる。

そして年が明けた2013年1月に、オリックス・バファローズとの間でトレードが発表された。日本ハムからオリックスへは糸井選手、八木智哉選手の2人が移籍。オリックスから日本ハムへは木佐貫洋選手、大引啓次選手、赤田将吾選手の3人が移った。

日本プロ野球でレギュラークラスを含めたトレードは大変珍しく、大きな話題となった。1990年代以降で見ると、これほどまでの大きなトレードは1993年オフの西武ライオンズと福岡ダイエーホークス間で行われたトレードだ。西武からは秋山幸二選手、渡辺智男選手、内山智之選手がダイエーへ移籍。ダイエーから西武へは佐々木誠選手、村田勝喜選手、橋本武広選手の3人が移った。タイトルホルダーが絡み合計6名が動くということで大きなインパクトを残した。

2012年のトレードは、1993年以来の大トレードとなったのだ。

33年ぶりの快挙となった35歳で53盗塁!

衝撃のトレードから4年オリックスでプレーした糸井選手。トレードで腐ることなく成績を残した。2014年には打率.331で自身初となる首位打者、出塁率.424で3度目の最高出塁率を獲得するなど、日本ハム時代以上の活躍を見せている。

しかし、2015年シーズンは故障もあり打率.262と6年間継続してきた打率3割を下回ってしまった。これは2009年にレギュラーを獲得してから初の出来事でもあり、34歳という年齢からくる衰えなどの憶測もなされた。

それらの憶測をすべて振り払うかのように、2016年シーズンは打率.306と3割へ到達。また、53盗塁で埼玉西武ライオンズの金子侑司選手とともに盗塁王のタイトルを獲得した。35歳の糸井選手が50盗塁以上をマークしたことは大きな話題となる。それは、「世界の福本」こと福本豊選手が、1983年に35歳で54盗塁を達成して以来、33年ぶりの出来事であった。

これらの活躍をした糸井選手はシーズン終了後に悩み抜いた末、FA宣言を行う。オリックス含めた他球団との交渉を進めることになった。

「初めての恋人」として阪神へ移籍

糸井選手はFA宣言をしオリックス、阪神と交渉を行い阪神への移籍を決断する。その間に糸井選手は大いに悩み、そして迷う。その内容は年俸の額だけではなく自分自身のこと、そして今まで応援してくれたファンのことだった。

最終的には阪神の金本知憲監督による熱意が決め手となったと本人は語っている。金本監督は2016年シーズンから阪神の監督を務めており、2016年のオフシーズンが初めてのFA選手との交渉だった。その熱意が実った金本監督は、糸井選手の入団が決まった後に「初めての恋人をゲットしました」とコメントしている。

この一言にすべてが表れていると言ってもいいだろう。金本監督は自身が初めて取りに行った糸井選手を「恋人」と表現したのだ。翌日のスポーツ新聞報道などでは「初めての恋人」のフレーズが多く使われたことからも、注目度の高さがうかがえる。

糸井選手は2017年シーズンから阪神の一員として戦うことになったが、1月の自主トレ中に右膝関節炎を発症し2月1日からの春季キャンプでは別メニュー調整となってしまう。開幕戦への出場も危ぶまれたが順調な回復をみせた。

オープン戦にも半ばから出場し、9試合で打率.250、1本塁打、4打点の成績を残し開幕戦のスタメンに名を連ねた。その開幕戦で糸井選手は3番中堅で出場し、5打数3安打3打点の活躍を見せチームの勝利に貢献。初日からチームに欠かせない存在と言うことを見せつけた。

阪神優勝の原動力となれるのか? 糸井選手の活躍に今後も期待したい。

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